中国人の素朴な疑問「なぜみんな日本旅行に行きたがるの?」=中国メディア

中国人の素朴な疑問「なぜみんな日本旅行に行きたがるの?」=中国メディア

中国メディアは、経済的にゆとりができた中国人にとって、国外旅行は「気軽にできる気分転換」になったと紹介。さらに、どうせ国外に行くなら先進国に行きたいという心理があり、距離的に近い先進国ということで、おしゃれな若い人を中心に日本や韓国が選ばれていると紹介した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国人の間で日本旅行の人気が高まっており、10月1日の国慶節(建国記念日)に絡む大型連休中の人気の国外旅行先は日本が1位となった。反日感情の強い中国でこれほど日本旅行が人気になるというのは、尖閣諸島(中国名:釣魚島)問題が起きたころには考えられなかったことだ。中国メディアの快資訊は5日、「なぜみんな日本旅行に行きたがるのか」と題する記事を掲載した。

 記事によると、経済的にゆとりができた中国人にとって、国外旅行は「気軽にできる気分転換」になったと紹介。さらに、どうせ国外に行くなら先進国に行きたいという心理があるとしている。そして距離的に近い先進国ということで、おしゃれな若い人を中心に日本や韓国が選ばれていると紹介した。

 しかし、これまでと違うのは、「若い人だけでなく中高年にも日本が人気の旅行先となっている」ことだという。若い人にとっては、アイドルやアニメといった分かりやすい魅力があるため日本が人気となっているが、記事は、中高年の旅行者は「日本で家電を買うため」に行くことが多いようだと主張している。

 記事は両手いっぱいに買い物をした中国人旅行者の写真を掲載。日本製品は質が高いというイメージがあるのだろうとしながらも、賛同しかねると苦言を呈している。旅行として日本に行き、ついでに土産を買う程度なら理解できるが、わざわざ家電を買うために日本に行く必要はないと主張している。筆者によると「中国製品の質も日本と大差ない」からだという。

 しかし、最近では訪日中国人による爆買いはすっかり落ち着いたと言われており、大量購入するものも家電から化粧品や日用品などへとシフトしているのは周知の事実だ。また、リピート客が多く、個人旅行を選択する中国人も増えており、「日本での体験」を重視した観光に人気が集まっている。したがって、記事の言う「家電を購入するため」の日本旅行というのはいささか古い情報による断定と思わざるを得ない。とはいえ、目的は変化しても日本旅行の人気に変わりはない。この先も日本でますます多くの中国人旅行者の姿を見かけることになるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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