中国に住む日本人が増えている? 中国で警戒を呼びかける声が上がる理由

中国に住む日本人が増えている? 中国で警戒を呼びかける声が上がる理由

中国メディアは、上海や蘇州などに定住する日本人が増えていると伝えつつ、「大量の日本人に街が占領されてしまう」などと主張する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 少子高齢化が進み、労働力不足に直面する日本では外国人労働者を見かける機会が増えている。コンビニや飲食店をはじめ、あらゆる場所において外国人が働く光景は珍しいものではなくなった。中国は人口が多いうえに日本からも近いため、外国人労働者のなかには多くの中国人も含まれている。

 一方、ビジネスチャンスを求めて経済成長が続く中国に渡る日本人も少なくないようで、中国では「街中で日本人を見かける機会が増えている」と感じる人も多いようだ。中国メディアの今日頭条はこのほど、上海や蘇州などに定住する日本人が増えていると伝えつつ、「大量の日本人に街が占領されてしまう」などと主張する記事を掲載した。

 記事は、経済が発展した中国は世界における地位が高まっていて、多くの外国人が中国を訪れ、中国に定住するようになったと指摘。特に経済的な結びつきも強い日本や韓国から中国に渡る人は少なくないとし、たとえば、山東省青島市は地理的要因から韓国人が多い都市だと紹介した。

 続けて、日本人がもっとも多く住む中国の都市は上海と蘇州だと指摘し、街中を歩けば簡単に日本人を見かけることができると主張。上海は国際都市であり、生活水準も高く、仕事も豊富にあるため、多くの日本人が上海に定住し始めていると論じた。

 また、上海から近い蘇州にも多くの日本人が定住しているとし、こうした現状に対して中国のネット上では様々な声があがっていると紹介。日本人を歓迎しないという声よりも、「警戒」を呼びかける声の方が多いと伝え、「過去に日本が中国を侵略した際にも、中国では日本人の定住者が増えた」といった声があがったと主張した。

 日本人が中国に定住するのはあくまでもビジネスなど経済面が理由と推測され、中国全体で見ると在留日本人の数は減少を続けているのが現状だ。しかし、記事に寄せられたコメントからは中国人が今も過去の出来事に敏感になっていることが見て取れた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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