日本では、有能な技術者をどのように育てているのか=中国メディア 

日本では、有能な技術者をどのように育てているのか=中国メディア 

中国メディアは「日本では技術に優れた人の事を『匠』と呼ぶ。日本では技術の高低はあっても職業に貴賤はない。ラーメン店の店主も技術に長けていれば大企業の高級ホワイトカラーを超える収入を手に入れられるのである」と紹介した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・東方網は11日、「日本はどうやって職業教育により職人を育てているのか」とする記事を掲載した。記事は、大学ではない日本の「専門学校」という存在に焦点を当てて説明をしている。

 記事は、「日本では技術に優れた人の事を『匠』と呼ぶ。伝統工芸技術を持つ『人間国宝』は社会から尊敬され、政府からも表彰される。日本では技術の高低はあっても職業に貴賤はない。ラーメン店の店主も技術に長けていれば大企業の高級ホワイトカラーを超える収入を手に入れられるのである」と紹介した。

 そのうえで、日本では技術教育に対して特別な保護がなされており、教育方法や卒業の要件などで大学とは完全に異なるスタイルを採用している「専門学校」と呼ばれる学校があるとした。

 そして、技術型の企業に就職する場合には、一般の大学を卒業するよりも専門学校を卒業した者のほうが高い競争力と持っており、専門学校の卒業生の就職率は100%に近い数字となっていると説明。それゆえ、一部の専門学校では大学卒業した学生が就職市場での競争力を身に着けるために専門学校に入りなおすケースもあると紹介している。

 記事はまた、専門学校でみっちりと技術を学んで職に就いた、高い能力を持つ技術者は、1人で一家を支えるだけの収入を得られ、マイホームを購入したり、多くの子どもを育てる余裕があるとした。そして「このような物質的な基礎が後ろ盾にあるからこそ、日本の技術者は安心して仕事に身を投じることができるのだ」と論じた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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