日本人の目に中国の製造業はどう映っているの? 日中製造業の違い=中国メディア

日本人の目に中国の製造業はどう映っているの? 日中製造業の違い=中国メディア

中国メディアは、日本人からすると、中国の企業は「倒産するのが早い」と感じると指摘。「中国人が知るべき事実」として、中国の小中企業の平均寿命は2.5年で、欧米では40年、日本ではなんと58年という長さであると紹介した。(イメージ写真提供:123RF)

 匠の技で中国人を感心させている日本の製造業。中国製品も最近では品質が向上しており、中国人も誇りに感じるようになってきたようだが、日本の製造業と比べるとどうなのだろうか。中国メディアの一点資訊は10日、日本と中国の製造業を比較し、「日本人の目に中国の製造業はどう映っているのか」と題する記事を掲載した。事実を知ると、考えさせられるとしている。

 記事はまず、日本人からすると、中国の企業は「倒産するのが早い」と感じると指摘。「中国人が知るべき事実」として、中国の小中企業の平均寿命は2.5年で、関連会社をたくさん持つグループ会社でさえ7ー8年だが、欧米では40年、日本ではなんと58年という長さであると紹介した。創業150年を超える企業も日本には何千もあるが、中国にはたった5つしかないと指摘している。

 この差はどこにあるのだろうか。記事によると、企業家の「目指すものが違う」という。すぐに目に見える成果を求める傾向のある中国では、企業家の目的も「金儲け」で、本業以外に儲かりそうないろいろな業界にすぐに手を出すと指摘。その点、日本の製造業界を支える中小企業は自分の作る「製品に注意を集中」し、小さな部品の設計と生産の過程を楽しんでいると比較した。

 こうした製品は、金にならず時間もかかるものだ。日本の職人が何世代もかけて1つの部品を研究しつづけていると知ると、中国人は「どこにそんなエネルギーがあるのか」不思議に思うのだという。そんな読者に、記事は「そんなことを言っているから中国には老舗企業がないのだ」と苦言を呈した。

 記事は最後に、日本と中国の違いには「規則」の観念もあると指摘している。「賢すぎる」中国人は規則の穴を見つけるのが上手いが、日本人はばかばかしいほどまじめで厳しく規則を守る。その代価が、中国人は「不誠実」で「信用できない」という印象になっているが、なかなか変えられないのが現状だとため息交じりに論じている。企業の健康と長寿のためには、「賢すぎる」よりも、日本人のように製品の品質を追及する職人気質とまじめさのほうが、長期的には役に立つと言えるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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