日本人はどうして、中国人みたいに大声で騒ぐケンカをしないのか?=中国メディア 

日本人はどうして、中国人みたいに大声で騒ぐケンカをしないのか?=中国メディア 

中国メディアは、日本人が公共の場でケンカをしないことについて、「空気を読む」、「周囲の目」、「世間体」といった言葉をつかって説明し、これらは中国人にとって奇妙に思えるとした。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・東方網は20日、「日本人はどうして派手なケンカを起こさないのか」について論じた記事を掲載した。

 記事はまず、この質問に対して親日派であれば「日本人はモラルが高いから」と答え、そうでない人であれば「モラルの問題ではなく、日本には軽犯罪法という厳しい法律があり、ケンカなどの秩序を乱す行為に罰則が設けられているから」と答えるだろうとする一方、そのいずれの答えも表象的なものであり、核心を突いていないと指摘した。

 そのうえで「本当の答えは、日本には目に見えぬ鷹の目のような、各個人の一挙一動を見張り、その行動規範を操るもの。すなわち『世間』の存在にある」との見解を示した。また、日本語の「世間」とは人が所属する様々な社会の集団を指すものであり、大小さまざまな集団の枠に組み込まれて生活することにより、日本人は自然と「空気を読む」ことを習得していくのだとしている。

 そして、日本人にとって公共の場所で大声を出したり、ケンカなどの大騒ぎを繰り広げることは、他人を不快な思いにさせる失礼な行為とみなされているため、表立ってのケンカをするこは少ないと説明。一方で「日本人はあまりケンカをしない代わりに、怒りを視線で示す。それがどういうものかは、日本の公共の場で大騒ぎした時に周囲の日本人の眼差しを見ればすぐにわかる」と伝えた。

 記事はさらに、日本人が「世間」の秩序を乱す際に冷たい視線を浴びせる歴史的な経緯として、江戸時代の「村八分」について言及。「集合体である村の人間として失格をみなされた人物に対し、他の村人との付き合いができなくなる村八分という厳しい掟があった。村八分となれば、村から見捨てられ、ただ死ぬのを待つのみなのだ」と説明した。

 「空気を読む」、「周囲の目」、「世間体」といった言葉はみな、記事が紹介した日本人の特性から生まれたものと言っても過言ではない。そして、中国人を始めとする多くの外国の人にとっては、実に奇妙に思えるようである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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