日本企業に学びたくても容易じゃない・・・それは「あまりに違うから」=中国メディア

日本企業に学びたくても容易じゃない・・・それは「あまりに違うから」=中国メディア

中国企業のなかには日本式の経営や管理方法を学びたいと考えている企業も多いようだが、中国メディアは、「日本式の経営は学ぶことができない」と論じる記事を掲載し、中国企業がなぜ日本企業から学べないのかを紹介している。(イメージ写真提供:123RF)

 中国が国内総生産(GDP)で日本を抜いて世界第2位となったのは2010年のことだ。その後も凄まじい勢いで成長を続けた中国と日本のGDPの差は2倍以上に拡大した。

 また、スマートフォン市場のように中国企業が世界的に大きなシェアを獲得する分野も増えており、中国の経済面における躍進は著しいと言えるだろう。中国企業のなかには日本式の経営や管理方法を学びたいと考えている企業も多いようだが、中国メディアの快資訊は19日、「日本式の経営は学ぶことができない」と論じる記事を掲載し、中国企業がなぜ日本企業から学べないのかを紹介している。

 記事は、日本企業と中国企業は根本的に違っている部分があると強調。中国では一般的に、企業とは「モノやサービスを提供し、金を儲けるための組織」であり、米国では株主が儲けるための組織と考えられていると紹介する一方、日本の企業は少し変わっていると指摘。利益を出せなくても、経営陣が責任を問われて首を切られることはあまりなく、株主も米国のように力を持っていないため、株主総会も形式だけで短時間で終わる場合が多いと論じた。

 さらに、中国や米国では一夜にして数千人の従業員が解雇されることは珍しいことではないと指摘する一方、日本の企業は雇用される側が保護されていて、企業の経営状態が良くなくても容易に従業員を解雇することができないと紹介。つまり、日本の企業経営の特徴は「従業員が第一で、顧客が第二、株主が第三という順位」になっていると主張し、中国企業が日本企業から学びたくても、企業の風土や制度は大きく違っているため、日本企業から簡単に学んだり、やり方を導入したりはできないのが現状だと論じた。

 国が違えば制度が違うのは当たり前だ。中国は社会主義国である一方で、市場経済を導入しており、資本主義らしさで言えば日本よりも資本主義らしいドラスティックさを持っており、日本企業が中国式の経営を真似しようとしても、やはり導入が難しい点は多々あることだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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