中国の果物は「安いが質も値段相応」、日本の果物は「高いが、それだけの美味しさがある」=中国メディア

中国の果物は「安いが質も値段相応」、日本の果物は「高いが、それだけの美味しさがある」=中国メディア

中国メディアは、日本で生産されているぶどうの美味しさに着目した記事を掲載し、日本のぶどう栽培における「すごさ」を伝えている。(イメージ写真提供:123RF)

 秋といえば「食欲の秋」でもあり、ぶどうや柿といった果物も秋の味覚の1つだ。国土の広い中国では各地でその土地の気候に合った果物が生産されていて、日本より圧倒的に安い値段で果物を買うことができるのだが、味や品質は価格相応のものとなっている。

 一方、中国人旅行客は日本で売られている果物の価格の高さに驚くというが、高いには高いだけの理由があるという。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本で生産されているぶどうの美味しさに着目した記事を掲載し、日本のぶどう栽培における「すごさ」を伝えている。

 記事はまず、日本は非常に雨が多い気候であり、病害や虫害が生じやすいため、本来はブドウ栽培には適さない気候だと指摘する一方、それでも日本では多くのぶどうが生産されていて、その秘訣を学びたいと思っている中国のぶどう農家は多いと紹介した。

 続けて、日本のぶどう栽培の秘訣について「土壌と水の管理」を徹底して行い、枝の剪定や与える肥料の種類や回数、除草、実の袋掛けといった作業の「標準化」を行っていることを挙げ、こうした標準化は生産コストの上昇に繋がるものの、病害や虫害の被害を防ぎ、品質の向上と均一化につながっていると強調した。

 最後に、中国のぶどう生産者が学ぶべきは「土壌の管理」や「合理的な生産方法」、「商品化のための包装」、「収穫後の木の管理」であると主張し、日本の優れたぶどう栽培に学ぶことができれば、中国でもより品質の高いぶどうが生産できるようになるはずだと伝えている。

 近年、中国でも健康志向が高まっており、多くの人が安心して食べられる食品を求めている。生産者がどれだけ農薬を使用し、残留農薬がどれだけ存在しているかについて、消費者は知ることは非常に難しいゆえ、日本の栽培方法から学び、安心して口にできる農作物を生産してもらいたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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