中国で日本料理店を開いた元留学生、日本料理ブームもあって成功収める=中国メディア

中国で日本料理店を開いた元留学生、日本料理ブームもあって成功収める=中国メディア

中国メディアは、日本への留学後に中国で事業を始め、成功に至った中国人男性を紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 経済発展を続ける中国で成功するために、日本をはじめとする海外に留学する中国人の若者は少なくない。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本への留学後に中国で事業を始め、成功に至った中国人男性を紹介する記事を掲載した。

 現在、中国で日本料理店を経営するこの中国人男性は、4年前に1号店を開店してからすでに数店舗を構えるまでに経営を拡大しており、競争の激しい中国の飲食業の世界で成功を収めるに至っている。しかし、彼もずっと順調だったわけではなく、数々の失敗や苦労を味わってきたという。

 この中国人男性は高校卒業後、家族からの経済的援助を受けて日本に語学留学し、1年後には自ら働いて学費や生活費を賄ったという。2011年の東日本大震災の影響でやむなく帰国することを決断したのが21歳の時であった。この日本での留学や働いた経験は、彼の人生に大きく影響を与えたそうで、日本に関係する事業を始める要因となったようだ。

 そして、自分で起業することを考えた時、日本料理店を開業することを決め、広東省にある寿司レストランで働き、そこで調理の技術を学び、下積み時代も経験した。そして改めて2014年、故郷の湖南省長沙市で100万元(約1600万円)の資金を借りて日本料理店を開店させたという。

 この店は日本料理だけでなく、日本の雰囲気を出した店内の造りが人気を集め、1年で100万元以上の売り上げを記録した。ちょうど中国で日本料理店が流行し始めた時期だったことも成功を後押ししたようだ。当時は長沙でも日本料理店は数えるほどしかなかったというが、今では長沙だけでも日本料理店は900店舗ほどに急増したゆえ、競争が激しさを増しているという。

 中国人が日本に留学するのは経済的に決して容易なことではなく、また日本での生活にも苦労が伴うことだろう。しかし、この男性の事例から、中国には日本にかかわるビジネスにおいて成功するチャンスはまだまだ存在していると言うことができ、日本で何かを学び、中国でそれを生かして起業するという中国人は今後も増えていきそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)