中国人旅行客が日本で温水洗浄便座を買わなくなった理由=中国メディア

中国人旅行客が日本で温水洗浄便座を買わなくなった理由=中国メディア

中国メディアは、2018年と17年を比較して「中国人が日本で多く買った品物の順位の変化から見えてくること」について記事に掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国人観光客が旅行先にもたらす経済効果は非常に大きく、日本企業もその消費の矛先を見極めるために市場のリサーチを続けている。中国メディアの捜狐は13日、2018年と17年を比較して「中国人が日本で多く買った品物の順位の変化から見えてくること」について記事に掲載した。

 中国の旧正月に当たる春節の休暇を利用して日本を訪れる中国人は少なくない。またこの時期は、日本の新年と同じく中国人の消費意欲が高まるので、日本企業も春節に着目し、「今年どんな商品が売れたのか、またその商品に対する満足度についても知るため、中国人ネットユーザーの声をつぶさに研究している」と指摘した。

 日本はネット上の意見を非常に重視する国であると主張し、ある調査では「18年の春節の期間中に、中国人観光客が日本での買い物についてつぶやいた数は5万6338件に及び、17年の4倍になった」ことが分かったと紹介。そして興味深い点として、「昨年と比較し、中国人が関心を向けた商品の1位と2位には変化が見られなかったが、3位の商品が大きく変動した」と指摘。

 その商品とは「温水洗浄便座」で、昨年は3位の売れ行きをだったのが、今年は22位と急激に下落したという。たった1年でここまで売れなくなった理由について、中国人も関心を示した。

 記事はその理由を、「商品の設置とメンテナンスに問題があった」と指摘し、「温水洗浄便座はそのまますぐに使える商品ではなく、設置のために取り付け業者が必要となる場合が多いため、帰国後に自分で業者を探し、さらに費用も掛かるだけでなく、規格の違いから正常に取り付けられない物もあった」とした。また購入後、これらが中国産の商品であることに気づき、中国でも販売されているのを見て「わざわざ日本で買って来るものではなかった」と後悔していると主張した。

 ゆえに、「どんなに有名なブランドでも、大衆の口コミの評価にはかなわない」と述べ、「中国人の間で日本の商品の不便が指摘されれば、瞬く間に拡散され、商品の売れ行きに影響する」とし、今は爆発的に人気を集める日本の商品も同じ結果をたどるだろうと予想した。中国人のなかには、盲目に日本製品を買い漁る同胞の姿に危機感を感じる人もおり、宣伝や口コミに踊らされないように注意を喚起している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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