未婚率が上昇する日本、中国は「前車の覆るは後車の戒め」とせよ=中国メディア

未婚率が上昇する日本、中国は「前車の覆るは後車の戒め」とせよ=中国メディア

2015年に日本で実施された国勢調査の結果によれば、50歳まで結婚歴がない人の割合を示す「生涯未婚率」は男性で23.37%、女性で14.06%。中国でも晩婚化が進んでおり、日本を分析し、その対策に学べと言われている。(イメージ写真提供:123RF)

 近年、中国でも晩婚化が進んでおり、結婚しないことを選ぶ若者が増えている。同じことが日本では中国より先に起こっていて、その原因に中国人は関心を持っている。中国メディアの快資訊は11日、「独身大国となった日本」というテーマの記事を掲載し、「日本から中国は学ぶべきだ」と伝えている。

 2015年に日本で実施された国勢調査の結果によれば、50歳まで結婚歴がない人の割合を示す「生涯未婚率」は男性で23.37%、女性で14.06%になっていて、男性のおよそ4人に1人、女性のおよそ7人に1人が生涯未婚であることが分かった。そして、生涯未婚率は2010年の調査に比べて大幅に上昇していた。

 記事は、日本で生涯未婚率が上昇した背景について、バブル崩壊後の不景気によって収入が不安定となったり、将来への不安が高まるなどして、結婚しない、あるいは結婚できない男性が増えたと紹介。

 また、女性の社会進出が進むにつれ、経済的に自立した女性が増える一方で「こうした女性は必ずしも結婚しなければならないわけでもなく、収入面で条件に見合う男性も少なくなる」とし、こうした要因が日本の未婚率の上昇に拍車をかけていると分析した。

 続けて記事は、独身者の増加に伴い、社会が提供するサービスも独身者に合わせたものが増えているとし、たとえば「メイド喫茶」や「アイドル文化」が日本では多くの独身者に受け入れられていると指摘。だが、こうした疑似恋愛を提供するサービスは現実逃避に繋がると主張し、このままでは日本は大幅な人口減少は避けられない状況にあると強調した。

 中国でも晩婚化や結婚しない若者が増加している。中国の男性は「マンション」や「車」を所有していないと結婚できないとも言われており、これは若い男性にとって大きな経済的圧力となっている。未婚率の上昇に直面する日本について、中国が具体的に何を学ぶべきなのかは記事には記されていないが、若者が結婚し、家庭を持ちやすくする社会作りが求められているのは確かだろう。また、経済的な不安は未婚率の上昇につながる要因であるゆえ、景気対策も重要な課題といえるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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