日本人の中国語スピーチコンテストを聞けば「日本人の中国観が分かる!」=中国メディア

日本人の中国語スピーチコンテストを聞けば「日本人の中国観が分かる!」=中国メディア

中国メディアは、日本では中国語を学んだり留学したりすると大抵「なぜ」と聞かれるもので、英語圏に留学する場合にはない心理的な障害であり、「日本人にとって、中国語を学ぶことや留学するというのは普通のことではないようだ」と伝えている。(イメージ写真提供:123RF)

 日中友好協会の実施する第36回全日本中国語スピーチコンテストが13日、東京で開催された。中国メディアの一点資訊は、中国語スピーチコンテストからみる日本人の中国観に関する記事を掲載した。

 記事は、このコンテストについて、各都道府県で行われた予選を通過した人が参加したものだと紹介。賞を獲得したスピーチの内容は、例年と違って中国へ行った際の経験ばかりでなく、日本国内で中国人と接した経験をもとにしたスピーチも目立ったそうだ。スピーチの主題や内容は自由であるものの、いくらかの共通点があるため、「今の日本の若者の趨勢」をスピーチから垣間見ることができると紹介している。

 その1つとして、「日本人の目に映る中国と中国人」が分かるという。日本では中国語を学んだり留学したりすると大抵「なぜ」と聞かれるもので、中国に行くのは危険だと親から心配される人も多い。英語圏に留学する場合にはない心理的な障害であり、「日本人にとって、中国語を学ぶことや留学するというのは普通のことではないようだ」と伝えている。

 さらに、今年のスピーチからは「交流は偏見をなくす」とも感じられたという。中国に留学した人は、留学前は中国人の反日感情を不安視するものだが、実際には日本人が身の危険を感じるようなことはなく、むしろ中国では日本よりも見知らぬ人とも気軽に交流する機会があると指摘。偏ったメディアの報道をただうのみにするのではなく、実際に交流することで偏見はなくせると論じた。

 3つ目の点として、中国語を学ぶ人は、最初のきっかけはそれぞれだが、学んでいるうちに「中国文化に興味を持つようになる」ことも分かったという。言語ができるようになれば、旅行に行っても地元の人と交流することができてより楽しくなると紹介している。

 言語はコミュニケーションの重要なツールであり、その場所の人や文化と直接触れ合うことができる楽しい経験だ。記事の中国人筆者は「日本人は中国や中国人に対して、偏見を持っている」と不満のようだが、ある程度は相互理解の不足によるものが多いだろう。訪日中国人の増加で、国内にいてもより多くの人が中国人に接する機会が増えている。日本からも実際の中国を見に行って交流してみると、新たな発見があるかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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