VARで日本の「ハンド」が認められた! 中国サポーターからは「15年前にあれば・・・」の声

VARで日本の「ハンド」が認められた! 中国サポーターからは「15年前にあれば・・・」の声

サッカーアジアカップ準々決勝でVAR(ビデオ・アシスタント・レフリー)が導入された。ゴールシーンなど決定的な場面で、審判がビデオ映像を確認してジャッジを判断するものだが、ゲームの行方を決定的に左右している。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・東方網は24日、サッカーアジアカップ準々決勝の日本―ベトナム戦の前半で日本の先制ゴールがVAR(ビデオ・アシスタント・レフリー)によって無効となったことについて「15年前にこのシステムがあれば」との声が中国サポーターから出たと報じた。

 今大会では準々決勝よりVARが採用されるようになった。記事は、「どうして準々決勝になって初めて採用するのか。まさか、アジアサッカー連盟はグループリーグの試合で機器を設置するお金すらないほど貧しいのか」と疑問を呈する一方で、その「効果」が準々決勝の1試合めである日本―ベトナム戦でいきなり発揮されたことを紹介した。

 そして、前半25分に「疑惑のシーンが出現した」とし、日本のDF吉田麻也がシュートを放ってゴールを決めたように見えるシーンで、審判がVAR判定を使用し、吉田がハンドをしていたとの裁定を下してゴールを認めなかったと伝えた。

 記事はこのシーンについて「中国のサポーターたちを切歯扼腕させた。このハイテクがもっと早く実現していればどんなに良かったことかと嘆いているのだ」とし、15年前の2004年に中国で行われたアジアカップの決勝戦、日本と中国との戦いで、1−1の同点の中で後半に中田浩二が決めた決勝点について「手を使ってゴールしたのだ」と改めて「神の手疑惑」を持ち出した。

 また、今大会のグループリーグでも日本は「神の手疑惑」を起こしたと指摘。オマーン戦ではDF長友佑都が自陣内でボールを手に当てたにもかかわらずハンドが取られなかった一方で、相手陣内では日本が「疑惑のPK」を得たとした。そのうえで「準々決勝でついに、VARがベトナムのために公平性を守ったのだ」と評している。

 この記事は前半終了時に書かれたものだ。後半12分、ベトナム陣内でMF堂安律が相手ディフェンスで倒されたシーンについて、主審は当初ファウルを取らなかったが、その後この試合2度目のVAR判定を使用。その結果ファウルが認められ、これによって得たPKを堂安が決め、結局日本が1−0で勝利した。VARに泣いた日本が、その後VARの恩恵で勝利をつかんだことに対して、記事の作者は何を思っただろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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