日本では落し物が返ってくる! それは「報労金」のためか、それとも「倫理観」か=中国

日本では落し物が返ってくる! それは「報労金」のためか、それとも「倫理観」か=中国

日本では落し物をしても落とし主の手元に戻ってくる可能性がある国であることは中国でも知られている。中国では、落し物が手元に戻ってくることはまずない。(イメージ写真提供:123RF)

 中国では落し物が手元に戻ってくることはまずない。それゆえ、日本では携帯電話や財布を落としたとしても、手元に戻ってくる可能性が高いことを聞いて驚く中国人は多い。中国メディアの今日頭条は28日、「日本では落し物を届けた人は、落とし主から報労金を受け取れる」という主題で記事を掲載した。

 記事はまず、日本では落し物をしても「落とし主の手元に戻ってくる可能性がある国であることは中国でも知られている」と紹介。中国では落し物が戻ってくることは期待できないが、日本ではそれが期待できる理由について、日本では法律で「落し物を拾った場合には7日以内に警察に届け出なければならない」と定められていて、届け出なかったことが発覚した場合には「遺失物等横領罪」になり、1年以下の懲役または10万円以下の罰金もしくは科料に処されるためであると主張している。

 さらに、「日本では落し物を届けた人は、落とし主から落し物の価額の5−20%に相当する報酬を受け取ることができる」と驚きと共に紹介し、だから日本では落し物を拾ったら交番に届けるのが当たり前のことだと伝えた。

 日本では確かに落し物を届けた場合、報労金を受け取ることができると定められている。だが、この法律があるから落し物が手元に返ってくる可能性があるのではなく、日本人は拾ったものをこっそり自分のものにすることは「良くないこと」という道徳や倫理を持っていて、この倫理感を持っている人が多いからこそ、遺失物が交番に届けられ、そして持ち主の元へと返されるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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