誰でも自由にサッカーができる日本、これが日本代表の強さの秘訣だ=中国メディア

誰でも自由にサッカーができる日本、これが日本代表の強さの秘訣だ=中国メディア

アジアカップ2019で日本代表が決勝に勝ち上がる中、準決勝で対戦したイランは中国を3ー0で下した相手だっただけに、「日本というどんどん強くなる隣国は、中国サッカーにとって確実に学ぶべき対象である」という主張が強まっているようだ。(イメージ写真提供:123RF)

 アジアカップ2019で日本代表は2大会ぶり5回目の優勝に王手をかけた。準決勝で対戦したイランは中国を3ー0で下した相手だっただけに、そのイランを日本が3得点を挙げて下したことは、中国のサッカーファンたちに大きな衝撃を与えたようだ。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、日本では「誰でも自由にサッカーができる環境がある」と伝えつつ、この環境が中国サッカーとの実力差をもたらしていると指摘する記事を掲載した。

 記事は、かつて中国サッカー代表が日本より強い時代があったと指摘し、日本代表と中国代表の対戦成績は中国の7勝20敗7分であると紹介。しかし、この7勝のうち5勝は20世紀のころに挙げた勝利であり、現在の中国代表はとても日本代表に敵う力は持っていないと指摘し、「日本というどんどん強くなる隣国は、中国サッカーにとって確実に学ぶべき対象である」と論じた。

 さらに、日本は2050年までにワールドカップで優勝するという長期的な目標のもと、着実にレベルを高めているが、中国サッカー協会は「朝令暮改」ばかりであると批判。日本サッカー協会は過去に「競技人口やコーチの数を増やす」という目標を立てたが、見事に目標に向かって前進していると指摘し、今や日本サッカー協会に登録されているコーチの数は中国の12倍に達し、選手の数に至っては30倍以上に達していると指摘し、「中国は日本の10倍以上の人口を抱えているのに、この差は一体何なのか」と問いかけた。

 また記事は、日本には学校の部活動や地域のクラブチームなど、青少年がサッカーに親しむ環境があり、誰でも自由にサッカーに取り組むことができると強調。そして、こうした環境がプロのクラブチームへの橋渡しの役割も果たしていると指摘する一方、中国では学業を優先する家庭が多く、高校には部活動もないため、誰でも自由にサッカーに取り組める環境がないと指摘したほか、サッカーに取り組むために必要となる費用は学業より高額であることが多いため、将来の成功のためにサッカーを諦める子どもも少なくないと論じた。

 中国サッカーが日本に学ぶべきは、技術や戦術ではなく、時間をかけてサッカーを強化し、青少年を育成するための「システム」であると伝え、今こそ中国のサッカー界には改革が必要であると訴えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)