環境保護大国の日本で、木製ストローの量産化が始まった=中国メディア

環境保護大国の日本で、木製ストローの量産化が始まった=中国メディア

微細なプラスチックによる海洋汚染が世界的に問題視される中、プラスチック製のストローを廃止しようという動きが広がっている。中国メディアは、日本のホテルが使い始めた木製ストローを紹介した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・東方網は4日、プラスチック製ストローの使用を取りやめる動きが世界的に広がりつつある中で、日本では量産できる木製のストローが開発されたと伝えた。

 記事は、日本の木造住宅メーカー・アキュラホームとザ・キャピトルホテル東急が共同で間伐材を原料とする木製ストローの開発に成功し、今年1月よりホテルのレストランで試験使用が始まったと紹介。状況を踏まえ、4月末までにホテル内すべてのレストラン、バーで木製ストローの使用を開始する予定だと伝えた。

 そして、木製ストローの開発は、間伐材や災害に遭った材木の利用空間を拡大するものであり、プラスチック製品の使用を減らす環境保護効果に加え、森林のケアにも役立つと説明した。また、使い捨ての木製ストローは1本あたり数十円とプラスチック製の10倍の値段ながらも、同ホテルではコストの問題よりも環境保護を優先させる姿勢を見せたとしている。

 そのうえで、現在世界的に環境保護の意識が高まっていること、企業の社会的イメージづくり、政府による介入といった要素により、プラスチックストローに代わる環境に優しいストローに非常に大きな商機が生まれていると指摘。各企業が金属やガラスを用いた繰り返し使用できるストローや、紙を使ったストローの開発に勤しんでいることを紹介した。

 また、韓国ではお米とキャッサバを使ったストローが作られ、熱い飲み物でも2−3時間は柔らかくならないうえ、捨ててもプラスチックよりはるかに短い時間で土に戻ることから普及が期待されているほか、米国では海藻を原料とした食べられるストローも開発されたと伝えている。韓国では以前から木製の爪楊枝の代わりにデンプンを固めた爪楊枝が普及しており、「デンプンストロー」もここから着想を得たと言えそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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