中国人はなぜG−SHOCKが好き? 「反日デモの間も店頭から消えず」=中国メディア

中国人はなぜG−SHOCKが好き? 「反日デモの間も店頭から消えず」=中国メディア

中国メディアは、世界的に「カシオの腕時計は不死身と認識されているほど」だと、その高い品質を称賛した。(イメージ写真提供:123RF)

 最近では中国メーカーの台頭により、中国市場では白物家電やスマホなどで日本メーカーの姿を見ることがめっきり減った。しかし、腕時計の分野では日本メーカーが今でも健闘しているようだ。中国メディアの今日頭条は4日、「なぜみんなカシオのG−SHOCKが好きなのか」を分析する記事を掲載した。

 豊かになった中国では、国内外のあらゆるメーカーの商品が市場にあふれている。それだけ競争も激しくなっているが、「カシオのG−SHOCK」が「市場で一番の人気」を誇っているという。デパートの腕時計売り場には必ず置いてあり、反日デモが起きても店頭から消えなかったほどだ。

 では、なぜG−SHOCKは中国人に人気なのだろうか。人気の理由は何といっても「落としても壊れない耐衝撃構造」にあると分析。これは、G−SHOCKを開発するにあたって最も重視された点でもある。記事は、メーカーは2年かけて「トリプル10」(落下強度10m、防水性能10m、電池寿命10年)という目標を達成したと紹介。今では、世界的に「カシオの腕時計は不死身と認識されているほど」だと、その高い品質を称賛した。

 しかし、G−SHOCKは当初から人気があったわけではないと指摘。発売を開始した当時の日本では、薄型でスマートなデザインが流行っていたため厳しい状況だったが、アイスホッケー選手がホッケーの代わりにG−SHOCKをショットしても壊れないという印象的な広告により大きな人気が出たと紹介した。また、5900Cシリーズは、先行販売された米国西海岸のスケーターを中心にまず大ヒットし、そこから「おしゃれな腕時計」として日本の若者に受け入れられブームの火付け役になったと解説している。

 記事はさらに、別の理由も指摘した。G−SHOCKは「高品質の割には庶民でも買える価格」であるため、中国の学生でも会社員でも「メンツの立つ腕時計が買える」という。メンツを重視する中国人にとっては重要な要素である。質の良い物を買おうとすれば、スイスの最高峰ブランドでなくても何千元もするのに、カシオは数百元から買うことができ、おしゃれで機能性も高く「中国にこれだけカシオ好きの人がいるのは当然だ」と結論づけた。中国のG−SHOCK人気はまだまだ続きそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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