中国の子どもたちはいつになったら日本のように自力で学校に通うようになるのか=中国メディア

中国の子どもたちはいつになったら日本のように自力で学校に通うようになるのか=中国メディア

中国メディアは、現在の中国で親が子どもの通学に付き添う理由について、「子どもに対する溺愛が5割を占め、治安の心配が3割、交通の心配が2割」と分析した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・東方網は6日、「中国の子どもはいつになったら日本の子どもたちと同じように自分たちだけで学校に行けるようになるのか」とする記事を掲載した。

 記事は、現在中国では親や祖父母が毎日のように子どもたちを学校の校門まで送り迎えする状況が当たり前になっていることを紹介したうえで、「かつては中国の子どもも日本の子どもたちと同様自力で通学し、保護者の送り迎えなどない時代もあった」と指摘。当時はどの家も貧しく、大人が必死にお金を稼いでいたこと、そして、路上には自動車が少なく、子どもたちだけで歩いても大きな危険がなかったことをその背景として挙げている。

 一方で、現在の中国では長らくどの家庭も一人っ子という時期が続いたほか、多くの家庭が両親、祖父母と3世代で同居していることから、子どもたちの送り迎えをする人手が十分あると説明。ただ、3世代同居の傾向は弱まり始めており、一人っ子政策の撤廃によって子どもの数も増えるであろうことから、そうなればわが子を学校まで送り迎えしないケースが増えてくるかもしれないと予測した。

 そして、日本の子どもが自分たちだけで学校に行く理由についても言及。「日本の親は小さいころから子どもの独立性を培う。そして、日本の横断歩道の両側には旗を設置されていて、子どもたちがこの旗を使って横断する間は自動車がちゃんと止まっているのだ。無事渡り終えた子どもたちは、運転手にお辞儀をして謝意を示すのである」と説明した。また、日本では幼いころから交通機関の利用方法についても親が教えるのだと伝えている。

 様々な要素が複雑に絡み合った結果、現在の中国では親が子どもの通学に付き添う状況になっているようだ。記事は、「子どもに対する溺愛が5割を占め、治安の心配が3割、交通の心配が2割であることを認めざるを得ない」と指摘して過保護が大きな理由であるとの見解を示したうえで「愛の方式と教育に対する理性のなさという点では、われわれは他の一部の国と比べるといささか差異があるのだ」とした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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