居酒屋の厨房でアルバイト「サラダですら綺麗に盛り付けることを要求された」=中国メディア

居酒屋の厨房でアルバイト「サラダですら綺麗に盛り付けることを要求された」=中国メディア

労働力不足に直面する日本では留学生も大事な労働力と見なされているが、留学生が日本でアルバイトをしようとする場合、求人情報誌から探して面接を受けても、日本語の会話能力の面で採用に至らないことが多々あるようだ。(イメージ写真提供:123RF)

 2018年6月時点の統計によれば、日本で生活する外国人の数は約263万人に達し、国籍別では中国人がもっとも多い約74万人だった。こうした中国人のなかには留学生も含まれるが、中国メディアの今日頭条はこのほど、日本でアルバイトを経験した中国人留学生の手記を掲載し、「日本の社会を学ぶ良い体験となった」と伝えている。

 記事は、日本で暮らして間もない中国人留学生が日本でアルバイト探しから、面接、そして、実際に働いた感想を紹介している。この中国人の手記を通じて、「外国人が日本でアルバイトをしようとする際に直面する困難だけでなく、1つの体験として得るもの」について知ることができる。

 まず記事は、留学生が日本でアルバイトをしようとする場合、「資格外活動許可」に記入して地方入国管理官署に申請する必要があると指摘。こうして、日本でのアルバイトを許可する在留カードを取得することが出来るが、労働が週28時間を超えてはならないなどの制限があると説明した。

 さらに、こうした手続きを済ませていても「外国人がアルバイトを探すのは実際、非常に難しい」と主張。求人情報誌から探して面接を受けても、日本語の会話能力の面で採用に至らないことが多々あったようだ。最終的には居酒屋の厨房でのバイトが決まり、職場で自分と同じか若い人達と一緒に働く経験から、「日本人の若者の考え方や職場で求められることを知ることが出来た」と充実感を示している。

 日本の若者達は、「自分の欲しいものを買うため、あるいは生活費のため、自分で働き、苦労をしている」と紹介し、これは中国の若者達と異った考え方で「自立している」と指摘。また、「研修期間の教育」についても、簡単なサラダですら「量やバランスを考え、綺麗に盛り付ける」ことが求められ、「厨房の仕事と言えども修行が必要」と衝撃を受けた様子だ。

 労働力不足に直面する日本では留学生も大事な労働力と見なされているが、やはり日本語能力が高くない場合は人手不足であっても採用が見送られるケースは多々あるようだ。しかし、日本人と一緒に働く経験を通じて、日本社会への理解を深めてもらうのは日本にとっても意義のあることだと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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