考え方や理念が全然違う! 日本企業を買収するのは至難の業=中国メディア

考え方や理念が全然違う! 日本企業を買収するのは至難の業=中国メディア

中国人投資家は中国国内で人気のある日本製品を安定して輸入するために、日本企業に投資したいと思っているが、その提携・買収交渉は一筋縄ではいかないようだ。(イメージ写真提供:123RF)

 日本製品は質が高い、と中国国内では非常に高く評価されている。そのため、多くの企業家が日本企業に投資したり、買収したりしたいと思っているようだが、中国メディアの今日頭条は18日、「日本企業を買収するのは至難の業」と紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、日本製品が中国人にいかに人気であるかを紹介。今年の旧正月も多くの中国人が日本を訪れたが、多くの中国人が日本製品に接することでその良さに気づき、中国では「日本製というだけで何でも売れる」ほどだという。そのため、中国人投資家は日本製品を安定して輸入するために、投資したいと思っているとした。

 実際に多くの中国人投資家が、日本企業と商談しているようだが、本当の意味での実現は「不可能ではないが、かなり難しい」という。記事の中国人筆者は、先行きが不安な日本企業が多く、中国からの投資は「互いに補い合える良い話だと思うのだが」と首をかしげながら、なかなかうまくいかない理由について、「日本と中国とでは、技術に対する考え方や、企業理念が全然違うからだ」と分析している。

 中国人からすると簡単な話のはずなのに、慎重な日本企業はあらゆる可能性を視野に入れて話を詰めるので、話がなかなかまとまらないと半ばうんざりした様子で伝えた。「技術に対する考え方」の違いに関しては、中国人は次の代には今の技術は通用しないととらえているのに対し、日本企業は「技術は常に完ぺきな状態にまで引き上げておく」ので、考え方の違う中国人投資家に、技術にまで口を出されるのを恐れていると分析している。

 「企業への思い入れ」も日本と中国とでは全く違い、日本人起業家にとって企業は「自分の分身か子ども」のようだと指摘。だからこそ、海外企業の投資を受け入れるというのは「子どもを売るような」断腸の思いのようだと論じた。

 もっとも、最近では中国からの投資を受け入れる日本企業も出てきている。しかし、日本では経営が立ち行かなくなった場合の最終手段という印象が強いといえるだろう。この点、筆者の分析は的を射ているといえるかもしれない。日本企業にとっては受け入れがたい選択肢ではあるが、中国人に日本製品がこれだけ人気であるところをみると、今後は中国からの投資を受け入れる企業も増えてくるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)