中国にも似た料理はあるが・・・なぜ日本では「天ぷら」が「ご馳走」扱いなのか=中国メディア

中国にも似た料理はあるが・・・なぜ日本では「天ぷら」が「ご馳走」扱いなのか=中国メディア

中国人が日本を訪れた際には、「高級」、かつ、「ご馳走」と見なされる「寿司」や「天ぷら」、「蕎麦」を味わってみたいと考える人は多いが、中には、天ぷらについて高級とされる理由が分からないと感じる人もいるようだ。(イメージ写真提供:123RF)

 日本料理は旬の食材を多用し、味だけでなく彩りや香り、食感など五感を通じて楽しめる繊細さがある。近年、美食を求めて日本を訪れる中国人観光客が増加しているというが、中国メディアの今日頭条は15日、「日本人はなぜ天ぷらを愛して止まないのか」と問いかける記事を掲載した。

 記事は、中国人にとって日本料理は「調理や盛り付けが複雑で、素材の味を生かした薄味」というイメージがあると指摘する一方、中国人が日本を訪れた際には、日本では、「高級」、かつ、「ご馳走」と見なされる「寿司」や「天ぷら」、「蕎麦」を味わってみたいと考える人は多いと紹介。しかし、嗜好が異なるためか天ぷらを食べたことのある中国人のなかには、「日本でなぜ天ぷらがご馳走とされているのか理解できない」という人もいると伝えた。

 天ぷらはポルトガルから日本に伝わったとされるように、海外にも食材に衣をつけて油で揚げる料理は存在しており、もちろん中国にも存在する。それゆえ中国人が日本の天ぷらも揚げる食材に違いがある他は共通していて特別なものではないため、日本で高級料理として提供される理由が不可解だと感じるようだ。

 そこで、記事は「日本人はなぜ天ぷらを愛してやまないのか」と問いかけつつ、天ぷらはシンプルな料理だけに「本当に美味しい天ぷらを作るには、職人の技術が求められる」ことを強調。見た目に美しく、サクッとした天ぷらを作るには「小麦粉の種類や水の温度など、衣を作る時点で秘訣がある」と指摘したほか、さらに良質の油を使って揚げる際の温度や時間も「食材によって変えてこそ、美味しい天ぷらができるのだ」と説明した。

 中国にも地域によるが天ぷらのような料理がある。野菜のかき揚げボールのような料理や、里芋に衣を付けて揚げたものなど、それはそれで美味しいが、日本の天ぷらのような美しさや衣のきめ細かさはない。日本で料理人が作った天ぷらを味わえば、なぜ天ぷらが「ご馳走」と見なされているか理解できるはずだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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