日本で働いた感想・・・「中国はまだ日本には追いついていない」=中国メディア

日本で働いた感想・・・「中国はまだ日本には追いついていない」=中国メディア

中国メディアは、仕事のために日本で働いたことのある中国人による手記を掲載し、日本で働く前にどのような準備が必要で、実際に日本で何を感じたのかについて紹介している。(イメージ写真提供:123RF)

 急激な経済の発展に伴い、日中の経済格差は少なくなっているものの、人口が非常に多い中国では貧富の差が非常に大きくなっているのが現状だ。それゆえ、先に経済が発展し、労働力不足に直面する日本に出稼ぎに行くことを考える中国人は少なくない。中国メディアの今日頭条は25日、仕事のために日本で働いたことのある中国人による手記を掲載し、日本で働く前にどのような準備が必要で、実際に日本で何を感じたのかについて紹介している。

 記事の中国人筆者は日本には充実した社会保障があることを理由に日本への出稼ぎを決めたようだ。中国人が日本に出稼ぎに行くにはまず「労務公司」と呼ばれる仲介業者を探すことから始まり、評判や会社の規模などを参考に働き口を決めることになるのだという。働き口探しに失敗すると来日後に苦労することになると強調している。

 続けて、「パスポート」や「ビザ」の取得が必要であること、また仲介業者によって異なるが、筆者の場合には仲介手数料や保証金合わせて4万元(約65万円)を支払ったと紹介。また、4カ月間にわたって日本語や日本での生活の訓練を受ける必要があり、中国で学校を卒業してから「最も疲れた期間であったが、最も充実した期間でもあった」と伝えた。

 記事では日本での仕事の様子については触れられていなかったが、日本の生活環境が非常にすばらしかったことを伝えている。例えば、日本は水道水を直接飲用水として用いることが出来ることを紹介。中国のミネラルウォーターの安全基準は18項目であるのに対して、日本の水道水は51項目もあり、日本の水道水の水質はミネラルウォーター以上なのではないかと主張したほか、日本の経済水準はやはり中国以上であり、「さまざまな制度が完備されていて、人びとの貧富の格差も小さい」と強調した。

 近年の経済発展により、日中の経済格差は縮小していると言われているが、中国国内の貧富の差は拡大の一途をたどっているのが現状で、記事の中国人筆者は「中国の国内総生産は日本を大幅に上回っているが、社会や一人ひとりの暮らしを比較してみると中国はまだ日本には追いついていない」と伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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