紙幣識別機を見かけない日本、まさに「お客様は神様」を体現=中国メディア

紙幣識別機を見かけない日本、まさに「お客様は神様」を体現=中国メディア

中国メディアは、日本の店のレジに紙幣識別機が設置されていないのは、日本では客を「神」のように扱うため、客の目の前で店員が偽札でないか確認することは「失礼な行為」であり、日本の商業理念に反することであると紹介した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国では偽札が多く世の中に出回っており、偽札の存在が非現金決済を普及させたとも言われている。現金を使う機会が減少している中国だが、買い物の際に高額紙幣を使う場合、店員はレジの脇に置かれている紙幣識別機を使用し、客が支払いに使った紙幣が偽札でないかどうかを「客の目の前」で確認することが普通に行われる。

 日本では買い物の際に紙幣識別機で紙幣の真贋を確認することはまずないが、中国メディアの今日頭条は1日、日本では客が「神様」のような待遇を受けていることを紹介する記事を掲載し、紙幣識別機が使われていないのも「お客様は神様」だという考えを体現したものであると論じた。

 記事はまず、日本は経済の発展している先進国であるため、偽札が出回ってもおかしくはないとしながらも、実際には偽札はほとんど出回っておらず、お店には紙幣識別機は置かれていないと紹介。それゆえ訪日中国人は日本で買い物をする際に「一様に驚く」と紹介した。

 続けて、日本の店のレジに紙幣識別機が設置されていないのは、日本では客を「神」のように扱うため、客の目の前で店員が偽札でないか確認することは「失礼な行為」であり、日本の商業理念に反することであると紹介。また、客を「神」のようにみなす行為は様々な場面で見られるとし、ホテルをチェックアウトする際、日本では係員が部屋の備品の有無や破損の状態を確認することはないと紹介した。中国では部屋の備品が持ち去られていないか、また壊されていないかチェックアウトする際に確認を行うのが一般的だ。

 中国の社会では見知らぬ人を信頼することはまずないことだ。それゆえ店では紙幣識別機が置かれていて客が使用した紙幣を入念に調べる。また、ホテルをチェックアウトする際にも部屋のチェックをすることは当たり前のことだ。こうした中国の商業習慣は日本人にとっては不慣れであるため、初めて中国を訪れた日本人は「相手を信頼せず、疑ってかかる態度」に驚くに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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