日本の文房具を見ると、「中国製品との大きな距離」を実感せざるを得ない=中国メディア

日本の文房具を見ると、「中国製品との大きな距離」を実感せざるを得ない=中国メディア

日本は中国も兜を脱ぐ「文房具大国」。中国メディアは、「文房具屋さん大賞」を取り上げ、日本の優れた文房具について紹介した。(イメージ写真提供:123RF)

 日本で毎年発表されている「文房具屋さん大賞」は、文房具のプロが新商品を厳選し、秀逸な文具を選ぶという賞だ。中国メディアの今日頭条はこのほど、「賞を取った日本の新しい文房具のデザインを見ると、中国の製品との大きな距離を感じさせられる」と伝える記事を掲載した。

 記事は、「日本では高い機能性をもったものから、ユニークなものまで、多種多様な文房具が作り出されている」と伝え、日本はまさに「文房具大国」であると指摘。そのなかでも誰もが認める「秀逸」かつ「お手頃」な新商品のなかから「文房具屋さん大賞」として、大賞、設計賞、機能賞、アイデア賞のほか、「消しゴム賞」や「ファイル賞」など18部門の賞が選ばれると説明した。

 2019年に栄えある大賞を受賞した商品は文具メーカー「コクヨ」の「GLOOスティックのり」で、従来の物と大きく異なるのは、「丸い筒状ではなく正方形の筒状である点」を指摘。これによって「紙の角にまでのりをしっかり塗ることができること、また、その形状から転がって机から落ちることもない」と指摘し、非常に細かな点ではあるが「使用者が感じている使いづらさを解決している」ことに驚きを見せた。

 定番商品が多い文房具でも、毎年新しい商品が作られているというのは驚くべきことであるが、さらに文房具に精通する販売員が「機能やデザイン」の両方から「世の中で価値のある逸品を選定する」というコンセプトをもって評価することで、より良い商品が生み出されるという循環もありそうだ。文房具は多くの人にとって非常に身近な物だが、使い手が感じる不具合を解消し、機能性の向上を図るという視点と努力は、日本製品全体に共通する考え方だと感じたようだ。

 中国では利益を上げて儲けるために、商品の安さや生産量を追求する一方で、機能やデザインの向上はあまり重視されていないように見える。中国人が日本の「文房具屋さん大賞」に驚き、感心するのも、こうした考え方の違いにあると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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