日中両国の寝台列車比較・・・中国は「ガマン」、日本は「悦楽」=中国メディア

日中両国の寝台列車比較・・・中国は「ガマン」、日本は「悦楽」=中国メディア

中国メディアは、世界各国に存在する寝台列車にはそれぞれ特徴があり、日本と中国でもその趣は非常に異なると伝えた。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・東方網は14日、中国と日本の寝台列車を比較し、中国は「ガマン」の乗り物であるのに対し、日本は「悦楽」の空間であるとする記事を掲載した。

 記事は、現在のように高速鉄道や飛行機路線が充実していなかった頃の最も重要な交通手段は中国で「火車」と呼ばれる在来列車であり、長距離の場合は寝台列車を利用するのが当たり前だったと紹介。世界各国に存在する寝台列車にはそれぞれ特徴があり、日本と中国でもその趣は非常に異なるとした。

 そのうえでまず、中国の寝台列車について解説している。「軟臥」と呼ばれる一等寝台と「硬臥」の二等寝台に分かれ、2段ベッド式で快適ながらも席数が圧倒的に少ない「軟臥」に対し、大衆的な「硬臥」は上中下の3段ベッド式であると紹介。「硬臥」は上下左右の感覚が非常に狭くお世辞にも快適とは言えず、「利用したことがある人はきっとその辛さを忘れないだろう」と評している。

 また、中国の寝台列車は非常に込みあって窮屈なうえ騒々しく、さらにはカップ麺のにおいと足のにおいが立ち込めていると紹介。臭いからといって列車を降りる訳にはいかないので、乗客は狭さ、うるささ、臭さの三重苦を「ガマン」する必要があるとした。

 一方で日本の寝台列車は非常に広々とし、設備が充実しているうえにとても静かだとした。また、起きているときの空間と寝る時の空間が別になっており、浴室を備えた車両すらあると説明。さらに、カーテンや扉などによってプライバシーが守られていると伝えたほか、大きなポイントとして「中国の客車に比べて、トイレの数が多い」ことも挙げている。

 最上段のベッドで起きる際に天井に頭を思い切りぶつけ、比較的広い最下段の切符を取ってゆっくり寝ようと思えばほかの乗客に座られてしまい、お腹が痛くてトイレに走れば常に「使用中」でなかなか人が出てこない・・・。窮屈さとにおいは確かにあったが、それでも中国人と触れ合うには絶好の場所だった中国の古き良き寝台列車。更なる鉄道の発達により、近い将来完全に「過去の産物」になってしまうのだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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