日本もドイツも最初は模倣から始まった・・・だが「辿った道は異なる」=中国メディア

日本もドイツも最初は模倣から始まった・・・だが「辿った道は異なる」=中国メディア

中国メディアは、日本とドイツは共に模倣からスタートし、その後に辿ってきた道は異なるが、現在はどちらの製造業も高い競争力を持っていると指摘した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国製品は世界中に輸出されており、世界の工場とも称された。同時に中国は「パクリ天国」でもあると言われていて、様々な製品が模倣され、中国国内で流通するだけでなく、国外にまで輸出されているとされる。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、日本やドイツもかつては他国の製品を模倣していたと主張する記事を掲載し、「日本とドイツが辿ってきた道は異なるが、たどり着いた場所は非常に似ている」と伝えている。

 記事はまず、日本とドイツの模倣の歴史について紹介している。20世紀の中頃、日本が高度経済成長を遂げている際、日本で製造される様々な製品は「欧米諸国の製品と非常に似ていた」とし、それを写真で紹介した。確かに写真を見る限りは「模倣」と言われても仕方ないほどに似ている。また、ドイツについても過去には英国製の製品を模倣して製造していた時代があったと強調している。

 続けて記事は、どちらも他国の製品を「模倣」していた時代があったが、その「辿ってきた道は異なる」と紹介。日本の場合は「改善」を重視してきたのに対し、ドイツは「完璧さ」を重視してきたと指摘したほか、日本は人材を重視してきたのに対し、ドイツは人はミスをする生き物という前提のもと、人が関わる工程を極力減らすアプローチで成長してきたと主張。日本とドイツは共に模倣からスタートし、その後に辿ってきた道は異なるが、現在はどちらの製造業も高い競争力を持っていると指摘した。

 急激な経済発展を遂げた中国だが、国内には様々な模倣品や海賊品が出回っているのが現状だ。記事の主張からは「模倣は経済発展を遂げていく途中の段階で、他国も行ってきたことだ」という意図が感じられるが、「模倣」を正当化するのではなく、自らが研究開発した製品を世に送り出し、より健全な経済発展を遂げていってもらいたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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