中国車を「レクサスに改造」した男に罰金処分、中国ネット「元は十分に取った」=中国

中国車を「レクサスに改造」した男に罰金処分、中国ネット「元は十分に取った」=中国

中国メディアは、BYDの販売するあるモデルの外観が「レクサスにそっくり」で、BYDのロゴマークをレクサスに交換し、ホイールまで変えた男性がいて、その男性に罰金が科されたと伝えた。(イメージ写真提供:123RF)

 最近の中国自動車市場では日系車の人気が非常に高くなっている。中国では海外メーカーの自動車はメンツが保てるとあって人気が高く、日系車のなかでもレクサスは中国企業と合弁しておらず、完全輸入の高級車として特に人気が高い。中国メディアの今日頭条は19日、中国メーカーの自動車を「レクサスに改造」した男性が、交通法違反で罰金を科されたと伝える記事を掲載した。

 この男性が所有していた車は、中国メーカー・比亜迪(BYD)の自動車だ。BYDは政府の補助金を受け電気自動車の開発・販売を進めてきたメーカーで、日本でもいくつかの自治体がこのメーカーの電気バスを導入している。しかし記事によると、BYDの販売するあるモデルの外観が「レクサスにそっくり」で、BYDのロゴマークをレクサスに交換し、ホイールまで変えた男性がいたという。

 中国の道路交通法によると、ロゴマークを勝手に変えるのは違法とのことだが、この男性は違法との認識なくすでに何年も乗ってきたそうだ。実際周りにも、うまく改造したと褒める人はいても違法行為を指摘する人はいなかったとしている。往々にして中国では、法を守るという意識が日本より薄いといえるだろう。

 結局、罰金として500元(約8300円)の処分となったが、中国では見つからなければ別に構わないという考えが普通のようだ。記事に対するコメントにも、この手の改造やマークの上からシールを張ることはよくあることで、何年もメンツを保てたのだから500元の元は十分に取ったなどのコメントが並んだ。

 またこの報道は、ロゴマークさえ変えてしまえば、一見本物と見分けがつかないほどレクサスの外観が模倣されていることを示している。中国の自主ブランドも、近年では海外メーカーの模倣が指摘されなくなってきたが、それでも真のイノベーションへの道のりはまだまだ遠いようである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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