日本人の使用済み食用油の「リサイクル」ぶりがすごかった!=中国メディア

日本人の使用済み食用油の「リサイクル」ぶりがすごかった!=中国メディア

中国で「地溝油」と呼ばれるドブ油が食用として「リサイクル」される現象が社会問題になって久しい。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・東方網は26日、「日本の飲食店で使った食用油がまさかこんなにリサイクルされているとは思っても見なかった」とする記事を掲載した。

 記事は、「日常的に外食をする人は、店が使用している油についてちょっと気がかりだろう。不幸にもドブ油の上澄みを汲み取って自分の注文した料理が調理されているかもしれないからだ。日本では近ごろ、飲食店で出た廃油の処理についてテレビで紹介された」と伝えた。

 そして、処理方法を紹介する前に、日本の家庭で出た使用済み食用油の扱いにが中国とは異なることに言及。中国では使用済みの食用油を下水に流してしまいがちだが、日本では下水に流してはならず、少量なら新聞紙などで吸い取って、揚げ物後などの大量の油については凝固剤で固めるなどして、可燃物として捨てなければならないとしている。
 
 そのうえで、飲食店で出された膨大な食用油は専門の業者が回収し、ろ過を行うと説明。食べ物のカスや水分などが分離した廃油は各所に運ばれ、石けん、ロウソク、塗料などさまざまなリサイクル品の原料として用いられることを紹介した。さらに燃料としても用いられ、廃油を使って夜空のライトアップを行う場所もあると伝えた。

 記事は、「廃油を再利用すれば石けんなどを作ったり街をライトアップできるうえ、ドブ油として食卓に流入する可能性もなくなる。これは環境保護にもなるし、それ以上の意味もあるではないか。日本人にとって、ゴミはすべて資源なのだ」と結んでいる。

 中国で「地溝油」と呼ばれるドブ油が食用として「リサイクル」される現象が社会問題になって久しい。また、時期を同じくして、ぬいぐるみやクッションの中から汚れた衣服を刻んだ布などが出てくるという現象も問題になった。使用済み品の回収や処理について考慮し、制度化することで不衛生な「リサイクル」を防ぐというのは、食用油以外の分野においても適用できそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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