日本の技術が世界をリードできるのは「小さな町工場や中小企業があってこそ」=中国メディア

日本の技術が世界をリードできるのは「小さな町工場や中小企業があってこそ」=中国メディア

中国メディアは、日本に無数にある小さな町工場を紹介する記事を掲載し、日本の技術が世界をリードできているのはこれら小さな町工場のおかげだと称賛している。(イメージ写真提供:123RF)

 日本には380万社もの中小企業があるといわれている。これは、日本の企業数全体の99.7%を占めており、中小企業は日本経済の柱とも言える存在だ。中国メディアの今日頭条は28日、日本に無数にある小さな町工場を紹介する記事を掲載し、日本の技術が世界をリードできているのはこれら小さな町工場のおかげだと称賛している。

 記事はまず、日本の大手メーカーには三菱、トヨタ、マツダなど世界に名の知れた企業が多いと紹介。しかし実際に日本の製造業を見えないところで支えているのは、名の知られていない無数の町工場であるとし、こうした小さな企業の影響力を過小評価してはいけないと伝えている。

 例えば、新潟県の「田んぼの真ん中」に優れた研磨技術で知られる企業がある。古めかしく狭い工場の中で、わずか5人の職人が働く小林研業で、記事は、この企業はその技術を見込まれ、米アップルから研磨を請け負ったほどだと紹介した。質にこだわるアップル社は、多くの部品を技術の高い日本企業に発注している。しかし検査があまりに厳しく、不良品が一定の割合を超えるとすべて返品されてしまうというが、「この企業は突出した研磨技術でアップル社を満足させた」と技術の高さを伝え、職人気質を称賛している。

 また、1969年創業の木村製作所も紹介。産業機械・装置用部品の製造会社で、30人あまりと従業員は少ないものの、幅広い分野を扱い、しかもすべて超精密加工であると感服している。

 日本には、こうした熟練した技術を誇る小さな町工場が非常に多い。中国でさかんに称賛される「匠の技」が光っているが、年々中小企業の数は減少傾向にあるのも事実だ。日本の製造業の将来のためにも、こうした企業は貴重だと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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