日本にはチップの制度がないのに、どうしてこんなに素晴らしいサービスができるのか=中国メディア

日本にはチップの制度がないのに、どうしてこんなに素晴らしいサービスができるのか=中国メディア

中国メディアは、日本ではチップがもらえないのに周到なサービスをしてくれることに、欧米の人たちは深い印象を覚えるようだと伝えた。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・東方網は3月31日、「日本にはチップの文化がないにも関わらず、どうして非常にサービスがいいのか」とする記事を掲載した。

 記事は、近ごろ外国のネット掲示板で「日本にはチップの文化がないのに、どうして彼らの提供するサービスはこんなに良いのか」という質問が書き込まれたと紹介。欧米ではスタッフが客からチップをもらえることを期待して良いサービスをするが、日本ではチップがもらえないのに周到なサービスをしてくれることに、欧米の人たちは深い印象を覚えるようだとしたうえで、この質問に対して寄せられた回答を紹介している。

 まずは、「日本人と西洋人の文化的な違いである」との回答を紹介。日本人は「自分がベストな仕事をしなければ、自分自身にとって良くないだけでなく、同僚にも迷惑が掛かり、さらには客に対するリスペクトも欠いてしまう」と考えるとし、自尊心や社会的アイデンティティといった要素が関係しているとの分析を説明した。

 次に、日本では「客を神様と同様に扱う」という精神があるとし、「これは韓国でも同じことだ。ソウルで新規オープンしたデパートに行ってみたら、全てのフロアで従業員が整列して客にお辞儀をしていた。まるで自分がVIPであるかのような感覚だった」という意見を伝えている。

 さらに、日本人のサービスがいいのは、チップをもらわなくともそれに見合った給料をもらっているからだとの意見を紹介。欧米においてもすべてのサービス業従事者がチップをもらっているわけではなく、カスタマーサービスのオペレーター、ホテルのフロント係、スーパーのレジ係はチップをもらわなくとも良いサービスを提供してくれているとした。

 一方で、日本のサービスが必ずしもいいとは限らないという指摘にも言及し、「あるレストランに行ったら、非常に忙しかったようで、店員たちは客に笑顔を振りまく余裕がなかった。それはいいとして、忙しくない時に店員どうしでおしゃべりしていてこちらから催促しないと注文取りに来てくれないケースも何度かあった。そして、一部の店員はマニュアルどおりの非常に機械的な対応しかできない」という声を併せて紹介している。

 記事は最後に「やはり欧米と日本の文化の違いが大きいのだろう。日本では必ずしもすべてにおいてサービスが非常に優れているとは言わないが、客観的に見て全体的なレベルは確かに良好なのである」と評した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)