なぜ日本はノーベル賞受賞者が多いのだろう? 「紙幣からその理由が分かる」=中国

なぜ日本はノーベル賞受賞者が多いのだろう? 「紙幣からその理由が分かる」=中国

中国メディアは、なぜ日本にはノーベル賞受賞者が多いのか分析する記事を掲載した。「日本の紙幣からその理由が分かる」そうだ。(イメージ写真提供:123RF)

 日本は世界的にもノーベル賞受賞者が多い国であり、非欧米圏としては最多となっている。2018年もがんの治療薬を開発した本庶佑氏が、共同研究者のジェームズ・アリソン教授と共にノーベル生理学・医学賞を受賞している。中国メディアの今日頭条はこのほど、なぜ日本にはノーベル賞受賞者が多いのか分析する記事を掲載した。「日本の紙幣からその理由が分かる」そうだ。

 記事はまず、2001年に日本政府が掲げた「50年間にノーベル賞受賞者30人程度を輩出する」という目標について紹介。目標の高さに国内外から「嘲笑を受けた」ほどだったが、今では現実味を帯びてきていると指摘した。この18年間で毎年平均1人ずつ受賞者を出しているためで、「50年も経たずに達成できるかもしれない」と敬意をこめて伝えている。

 これだけ多くのノーベル賞受賞者を出せる理由について記事は、「日本の紙幣を見れば分かる」と指摘。紙幣に描かれた歴代の人物は、戦前では聖徳太子や伊藤博文が印刷されているが、戦後になると、夏目漱石、新渡戸稲造、福沢諭吉、野口英世、樋口一葉といった多様な面々が選ばれている。

 この選出には戦前と戦後とで変化があり、戦前は「政治家」が、戦後は「思想家、教育者、文学者、医者」などが選ばれるようになったと指摘。記事はこれを、日本が「軍国主義を脱して」こうした職業を重んじるようになった証だと好意的に伝えた。

 現在の中国紙幣は、どの額面も毛沢東の肖像だけが使用されており、これは日本との大きな違いだといえる。実際、日本では多方面の専門職が重んじられている。記事は、中国からのノーベル賞受賞者が少ないことを残念がっているが、中国は人材が豊富なはずであり、科学者や教育者を重んじるような社会になれば、日本のように多くのノーベル賞を獲得できるようになるかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)