新天皇の即位は、日本にどんな影響を与えるのか=中国メディア 

新天皇の即位は、日本にどんな影響を与えるのか=中国メディア 

中国メディアは、5月1日に日本で皇位が継承されて新天皇が即位し、元号が「令和」に改まることが日本の政治にもたらす影響について、横浜国立大学の劉慶彬・特任教授の見解を紹介した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・北京日報は7日、「新天皇の即位が、日本にどれだけの影響を与えるだろうか」とする記事を掲載した。

 記事は、5月1日に日本で皇位が継承されて新天皇が即位し、元号が「令和」に改まることが日本の政治にもたらす影響について、横浜国立大学の劉慶彬・特任教授の見解を紹介した。

 劉氏は、現在の天皇は象徴天皇であるとしたうえで、その制度は「戦後の日本政府と米国を主とする占領軍による妥協の結果である」と説明。1950年代から70年代にかけて大衆運動が活発化した時期に天皇制廃止を叫ぶ声が盛り上がりを見せるもその後は下火となり、現在に至るまで天皇の存在は安定しており、「主権在民」という憲法の規定がある一方で、その存在は日本人の精神における不可欠な一部になっていると解説した。

 また、新天皇となる徳仁親王については「個性が際立っており、英オックスフォード大学に留学した経験を持つこともその表れの1つだ。そして、自身の妻と娘について非常に関心を寄せている」と説明。同時に、憲法では天皇は政治に関与しないことが規定されているものの「新天皇による発言が議論を呼ぶ可能性がある」としたほか、皇嗣となる文仁親王についても、これまでの言動から「自身の考え方を持っているはずだ」とし、「上皇、天皇、皇嗣の3人の動向が今後の日本における最大のポイントになる」と論じている。

 さらに、安倍首相の任期は2021年までとなっており、天皇の交代によって辞任することはないと紹介する一方、政治的な理由ではなく健康上の理由により、20年の東京五輪終了後に首相の座から降りる可能性もあるとの見解を示した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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