日本も中国も行う「お墓参りと墓掃除」、異なっている習慣はあるのか=中国メディア

日本も中国も行う「お墓参りと墓掃除」、異なっている習慣はあるのか=中国メディア

中国の「清明節」は故郷に帰省し、先祖のお墓の掃除をする習慣が古くから受け継がれている。(イメージ写真提供:123RF)

 中国の休日は多くの場合、旧暦で設定されている。そのため日付は毎年多少の違いが生じてくるが、今年は4月5日(金曜日)が「清明節」という休日となっていて、週末を含めて3連休となった。「清明節」は故郷に帰省し、先祖のお墓の掃除をする習慣が古くから受け継がれている。中国メディアの今日頭条は4日、日本での墓掃除の仕方を紹介する記事を掲載し、日中での習慣の違いについて伝えている。

 まず記事は、中国では清明節は「掃墓節」とも呼ばれるように、この日に多くの人が先祖の墓参りをして墓の掃除すると紹介する一方、日本では主に夏の「お盆」に先祖の墓を掃除する習慣となっていると紹介した。

 続けて、日中どちらも「お墓を掃除する」という習慣は同じであり、似ている習慣もあるが、異なっているところもたくさんあると指摘。たとえば故人が生前に酒が好きであった場合には、日中のどちらも酒を供えるが、日本では酒の成分が墓石にしみこんで変色の原因になるために、供え物の酒を墓石にかけることはしないと紹介した。

 他にも記事は、日本では人間の口から出た息は仏教では穢れたものと考えられているため、「線香についた火は口で吹き消さず、振って消すか手であおいで消す必要がある」と伝えたほか、カラスなどの野鳥にお供え物を荒らされて墓の周りの環境が汚れないように、「お供え物は回収してくる」ことなどが決まりとなっていると紹介、中国との違いについて指摘した。

 近年の中国では清明節の前に墓掃除を済ませてしまい、連休を利用して家族と旅行に出かける人が増えている。時代の変化と共に人々の考え方が変化していることが分かるが、日本の場合は墓掃除の代行サービスが登場し、利用客が増えているという。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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