日本の青果市場を見て、これこそ卸売市場のあるべき姿だと思った=中国メディア

日本の青果市場を見て、これこそ卸売市場のあるべき姿だと思った=中国メディア

中国メディアは、「中国の青果卸売市場はカオスだ。中国にも大型の卸売市場があるが、秩序ある発展ができていない。われわれは、日本の卸売市場の管理方法に学ぶ必要がある」と伝えた。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・東方網は9日、中国の青果市場が「カオス」であるのに対して、日本の青果市場は非常に秩序が保たれており、見習うべきだとする記事を掲載した。

 記事は、多くの人が中国の青果卸売市場について「がやがやと騒がしく、農家、買い取り業者、卸売業者、消費者がごっちゃになって各種商品の前で値段交渉をしている」というイメージを抱いているとする一方で、日本の青果市場は状況が全く異なるとし、その例として大阪中央卸売市場の様子を紹介した。

 そして、関西地区の青果、水産品などの取引や流通を一手に担う、日本でも最大級の農産物卸売市場である同市場は、単に規模が大きいだけでなく、現代的な設備が完備していると説明。大型駐車場に各種倉庫や冷蔵庫、冷凍庫のほか、ごみ処理場、ガソリンスタンドまで存在し、現地の生鮮食料品の流通で替えのきかない重要な役割を果たす存在だとしている。

 また、青果市場の場内は貨物を満載したフォークリフトが慌ただしく行き来し、通路の両脇にはきれいに包装された作物が整列しているとしたほか、場内にはゴミが散乱するようすもなく、ピンとした空気と秩序正しさが印象的だと伝えた。

 さらに、日本の卸売市場は消費者には開放されておらず、農家自身が物を売りにやってくることもないと指摘。農家は作物を卸売業者に委ね、この業者が競売形式にて中間業者に対して作物を売るとし、最終的な商品価格は作物の質と市場の需給状況によって決定すると伝えた。そして「市場内の農作物は数が多いため価格が比較的安定する。市場が、生産者にとって安定的な出荷先になっているとともに、小売店にとっても安心して仕入れができる場所なのだ」と説明している。

 記事は最後に、「それに比べると、中国の青果卸売市場はカオスだ。中国にも大型の卸売市場があるが、秩序ある発展ができていない。われわれは、日本の卸売市場の管理方法に学ぶ必要がある」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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