日本の和牛、正式に中国の食卓に並ぶ日が近づきつつある=中国メディア

日本の和牛、正式に中国の食卓に並ぶ日が近づきつつある=中国メディア

日本で2001年に狂牛病が大流行して以降、中国は日本からの牛肉輸入を禁止している。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・環球時報は16日、日本の和牛が中国の食卓が再び一歩近づいたとする記事を掲載した。

 記事は、第5回日中経済ハイレベル対話が14日に北京で開かれ、日本産牛肉の対中輸出解禁に向けた条件の1つである「動物衛生検疫協定」について実質的な共通認識に達したとする日本メディアの報道を紹介。輸入解禁実現にはまだその他の手続きが必要ではあるが、河野太郎外相が会議終了後にメディアに対して「解禁に向けた大きな一歩」と語ったと伝えた。

 そして、日本で2001年に狂牛病が大流行して以降、中国が日本からの牛肉輸入を禁止している一方で、近年日本を訪れる中国人観光客の間で日本産牛肉が高い人気を集めているとし、輸入解禁が実現すれば、日本の畜産農家にとっては販路拡大のチャンスになると紹介した。

 中でも、17年に開かれた5年に1度の和牛品評会で総合優勝を果たした鹿児島県の和牛生産業界では大きな期待が高まっていることに言及。鹿児島県農政部畜産課の国際業務担当者が、「日本産牛肉輸出解禁に向けた協議が行われていることを喜んでいる。鹿児島の和牛が早く中国に輸出できるようになり、より多くの中国の人においしい和牛を食べてもらいたい」と語ったことを伝えている。

 日本に行かずとも正規のルートで安心安全な和牛を食べられるようになれば、多くの中国のグルメ愛好家が喜ぶことだろう。また、日本産牛肉の輸入解禁は、精液の密輸など日本の和牛産業に大きな打撃を与えかねない問題の抑止にも一定の効果を生むことだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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