日系車の好調を支えているのは「優れた部品メーカーだった」=中国メディア

日系車の好調を支えているのは「優れた部品メーカーだった」=中国メディア

中国メディアは、販売額が減少に転じた中国自動車市場において、日系車全体が売り上げを伸ばしているのは、日本の自動車部品メーカーの研究開発能力が高いことにあると称賛する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 2018年、28年ぶりに自動車販売台数が減少した中国の自動車市場。19年に入ってもその流れは変わっておらず、第1四半期には欧米各メーカーも販売台数が減少している。ところが、日系車だけは市場の減速に逆らい、販売が好調だという。

 中国メディアの環球網は24日、日系車の販売台数が中国市場の流れに反して増加していると指摘し、日系車全体が売り上げを伸ばしているのは、日本の自動車部品メーカーの研究開発能力が高いことにあると称賛する記事を掲載した。

 記事の中国人筆者は、4月16日から25日まで開催された上海モーターショーで日系メーカーのブースに注目していたそうだが、部品メーカーの大切さを実感したという。特に目立っていたのは、日系メーカーの「電動化や自動運転の技術」に関連したさまざまなシステムだったと紹介している。

 筆者自身も、部品メーカーと日立オートモティブのエンジニアと交流したそうだが、中国その他の国の部品企業も似たようなシステムを開発しているものの、日立のシステムのほうが一歩先を行っていて、同業者からも一目置かれていたと伝えている。

 日立のブースのなかでもひときわ目を引いたのは自動運転システムやBCU(ブレーキ制御ユニット)で、こうした先端技術を見るにつけ、筆者は「部品メーカーの重要さを痛感した」と感想を述べている。自動運転で頭一つ抜けることができれば今後の販売台数で自然と他を引き離すことができるわけで、このシステムで重要なのは「部品メーカーの出す製品」だと分析した。

 それで記事は、日立オートモティブが日本の自動車メーカーに部品を供給する供給業者であるため、こうした部品メーカーの開発する部品が、中国市場における日系車メーカーの成長を支えていると称賛した。

 こうしてみると、日本の自動車産業は自動車メーカーのみならず、部品メーカーまで技術や開発能力に優れていると言えそうだ。質の高い日本車は、これからも中国市場でシェアを伸ばし続けていくに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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