同じ自動車大国なのに、日本と中国で好まれる車種に違いが生じる理由=中国メディア

同じ自動車大国なのに、日本と中国で好まれる車種に違いが生じる理由=中国メディア

生産台数、販売台数共に世界一の自動車大国となった中国で人気が高い車種といえば、最近は何と言っても「SUV」であろう。(イメージ写真提供:123RF)

 中国でも経済の発展に伴って、多くの人がマイカーを所有するようになった。あまりに車が増えすぎたことで、一部の都市では乗り入れ制限や購入制限を実施しているほどだ。生産台数、販売台数共に世界一の自動車大国となった中国で人気が高い車種といえば、最近は何と言っても「SUV」であろう。

 日本でももちろんSUVは見かけるが、中国ほど多くはない。なぜ日本と中国では好まれる車種に違いが生じるのだろうか。中国メディアの一点資訊は4月29日、日本と中国で見かける車を比較する記事を掲載した。

 記事はまず、日本での生活経験がある中国人の見解として、日本の街ではセダンや軽自動車を多く見かけるがSUVはほとんど見かけないと紹介する一方、中国では街で見る車の半数以上が「セダンかSUV」であると伝え、日中で見かける車に大きな違いがあると紹介した。

 その理由として記事は、日本は国土の狭い島国であるため、駐車スペースが限られていたり道路の幅が狭いためではないかと考察。さらに、道路状況も日中で異なっていると伝え、日本ではほぼすべての道路が舗装されており、馬力のある車でなければ走破できない道はまず見られないと指摘する一方、中国では未舗装の道路もまだ多いことも中国でSUVが人気となっている原因であると分析した。

 他にも記事は、日本は天然資源の限られた国であり、人びとの環境保護意識やエコ意識は高く、SUVは燃費が悪いことからあまり好まれないと主張。こうした要因もあって、日本人は燃費の良い軽自動車やエコカーを好むのではないかと論じた。

 では、中国でSUVが多くの人に好まれるのはなぜなのだろうか。記事では紹介されていないが、中国ではメンツを気にする人が多いが、車を購入する際にも、SUVは「車体が大きく、高級感があることからメンツが立ち、大勢の人が乗れて悪路でも走れる」という点が評価されているようだ。中国を訪れる機会があれば、街を走っている車に注目してみると「日本以上に高級車を見かける頻度が高い」ことにも驚かされることだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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