子どもが「家族の宝」ならば、本当に良いのは日本の教育か、それとも中国式か=中国メディア

子どもが「家族の宝」ならば、本当に良いのは日本の教育か、それとも中国式か=中国メディア

中国メディアは、「日中の教育の差」を4つの面から紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国では子どもの教育に対する関心が高まっており、日本の教育方法は中国でたびたび称賛されている。中国の子どもは甘やかされすぎだと指摘されながらもなかなか改善されておらず、日本の教育は比較の対象となっているようだ。中国メディアの今日頭条は21日、「日中の教育の差」を4つの面から紹介する記事を掲載した。端的に言うと、日本の教育は「子どもを甘やかさない」と言えるようだ。

 記事は、日本の教育の特徴の1つとして「寒さに強くする」ことを挙げた。中国では子どもに寒い思いをさせるのが忍びなく、風邪でも引いたら困ると厚着させる傾向が強い。そのため、冬でも半袖短パンで運動する日本の子どもたちに中国人は一様に驚くが、「日本の子どもたちは風邪をひくどころかむしろ心身ともに強くなっている」と感心した様子だ。

 2つ目は、「自分のことは自分でさせる」こと。自分の荷物は自分で持たせる、自分の服は自分で着させることなど、日本では当然のことだが、中国では子どもは「家族の宝、家族の希望」として、何もさせずに親や大人がやってあげる傾向がある。実際、小学生になっても家では箸を持たずに食事を親に食べさせてもらう子どももいるほどだ。このため、挫折を知らない「温室育ちの花」となっていると厳しく批判している。

 3つ目は、「子どもの興味を伸ばす」こと。中国の教育は学校の成績がすべてだが、日本ではそれぞれの子どもの興味を伸ばすことを重視しているため、親や教師による理解や支えを得ながらバランスの取れた人材が育成できていると称賛した。記事は最後に、「性教育」の違いを指摘。ほとんど教えない中国と違って、日本では小さなときから性教育にも力を入れているので自分で自分を守れるようになると感心した。

 学歴社会の中国では、子どもの成績を上げることだけがすべてで、ほかのことは何もさせないこと家庭が少なくない。しかし、本当に子どもが「家族の宝」ならば、自分のことは自分ででき、自分を守れるように育てたほうが本人のためになるはずだ。中国人からすると、日本の子どもは一見かわいそうに見えるのかもしれないが、長い目で見れば日本の子どもの方がずっと幸せなのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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