日系車と中国車の差、それは「走行距離を重ねるほどに顕在化する」=中国メディア

日系車と中国車の差、それは「走行距離を重ねるほどに顕在化する」=中国メディア

中国メディアは、中国車と日系車を比較する記事を掲載し、「走行距離が30万キロメートルを越えるとその差は非常に大きくなる」と伝えている。(イメージ写真提供:123RF)

 中国は世界最大の自動車市場であり、世界中のメーカーがしのぎを削る競争の激しい市場だ。現状でも道路には車が大量にあふれているが、その台数は今後ますます増えると見込まれている。

 近年は、中国車の評価が徐々に高まりつつあるが、中国車は「新車の時は大きな問題はないものの、走行距離が増えるにつれて故障や問題が多発する」のだという。中国メディアの今日頭条は23日、中国車と日系車を比較する記事を掲載し、「走行距離が30万キロメートルを越えるとその差は非常に大きくなる」と伝えている。

 記事は、中国のタクシーには国内外の様々なメーカーの車が使用されているが、多くのタクシードライバーに共通する意見は、「日系車は故障が少なく、消耗品を定期的に交換すれば大きな修理を必要とせずに60万キロメートルは走ることができる」というものだと伝えた。

 続けて、中国メーカーもタクシー向けの車を製造・販売していて、日系車よりも豪華な内装であることが多いとしながらも、走行距離30万キロを越えたあたりからトランスミッションやエンジンなどの「自動車の心臓部」と言える重要な部品で不具合が頻発すると紹介。タクシーで使用する車は、1年で約10万キロも走るため、中国車であれば2−3年で車を買い替えなければならないが、日系車であれば5−7年は乗り続けることができ、日系車ならばいつ故障するか分からない車に乗らなくてはならないドライバーのストレス軽減や、会社の利益に大きく貢献すると分析した。

 結論として記事は、日系車と中国車の品質は「新車の時には分かりにくいが、走行距離を重ねれば重ねるほど、顕在化してくるものである」と伝えた。近年では中国車の質も向上していると言われるが、故障率などの信頼性では日系車にはまだまだ及ばないのが現状だ。日系車に全く故障がないわけではないものの、故障の頻度が少ない車に乗りたいと思うのはどの国や地域で生活していても同じことであり、これが中国で日系車の販売台数が伸びている理由なのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)