未来は人材獲得が鍵になるのに! 高すぎる不動産価格はわが国にとって不利だ=中国メディア

未来は人材獲得が鍵になるのに! 高すぎる不動産価格はわが国にとって不利だ=中国メディア

中国では不動産は人気の投資先であり、都市部を中心に不動産の価格が高止まりを続けているが、高すぎる不動産価格は中国経済にとって有利な状況なのだろうか。(イメージ写真提供:123RF)

 近年の経済発展を背景に、中間層の拡大が続く中国。生活に余裕が出てきた中国人は、さらに資産を増やすために様々な投資を積極的に行っている。特に不動産は人気の投資先であり、都市部を中心に不動産の価格が高止まりを続けているわけだが、高すぎる不動産価格は中国経済にとって有利な状況なのだろうか。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、今後の世界経済における競争を勝ち抜くには「優れた人材」を獲得することが重要になると指摘しつつ、人材の獲得競争を繰り広げるうえで「高すぎる不動産価格は不利である」と強調する記事を掲載した。

 記事はまず、日本も過去にはバブルが発生し、不動産価格が高騰した時代があったとしながらも、その後は比較的安定していると指摘。一方、世界に目を向けてみると、現在の世界で「熱狂的なほどまでに不動産投資を行っているのは中国人くらいだ」と伝え、中国人はまだ不動産で損をした経験がないため、ここまで不動産投資にのめり込んでしまうのだと論じた。

 続けて、今後の世界経済の競争を勝ち抜くうえでは「優れた人材」をどれだけ獲得できるかが重要になると指摘する一方、それには国の産業の競争力だけでなく、資源配分の公平性も重要な鍵を握ると指摘する一方、中国は不動産価格が高すぎて生活コストを圧迫してしまうため、人材の獲得競争で不利になってしまうと危機感を示した。

 記事が指摘しているとおり、中国では都市部を中心に住宅の価格が高騰し、高止まりしている。2−3年前の状況に比べれば、現在の値上がりは落ち着きを見せているものの、一旦高騰した価格はなかなか下がらないのが現状だ。高すぎる住宅価格は人材の獲得競争に影響を与えるだけでなく、バブル崩壊という大きなリスクも存在することは忘れてはならない事実と言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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