日本だけじゃない! わが国にも「匠の精神はある」、中国ネット「わが国は金のため」=中国メディア

日本だけじゃない! わが国にも「匠の精神はある」、中国ネット「わが国は金のため」=中国メディア

中国メディアは、中国にも匠の精神を持つ職人がいると主張している。(イメージ写真提供:123RF)

 日本の匠の精神は、中国でもしきりに取り上げられ、称賛されている。匠の精神とは日本固有のもののように言われているが、中国メディアの今日頭条はこのほど、「なぜ匠の精神=日本なのか」と疑問を呈する記事を掲載した。中国にも匠の精神を持つ職人がいると主張している。

 記事によると、昔から今まで、中国の匠は途絶えたことがないものの、「多くの人が本物の匠の精神に接したことがないため、ないと思われてきた」のだという。骨董店に行けば、1万3000元(約20万円)する皿や7400元(11万5000円)の木彫りのように、4桁や5桁もする商品を始め、非常に高額で高品質な工芸品を作る職人もいると紹介した。

 記事は、一例として「すずり」を紹介。「すずり」の制作には、色を厳選し、たたいた音で硬すぎず柔らかすぎない良い材料を選び、さらに6つの過程を経てようやく完成するため、専門性が求められるという。一般には完成まで1カ月ほどかかるが、高級なものになると数年かかるそうだ。まさに匠の精神が必要といえるが、記事は日本との違いは「愛でる人は多いが買う人は少ない」ことにあり、このため「中国には匠の精神が見られない」という誤解を生んでいると主張した。

 他にも、長時間細かな手作業が求められる外科手術医や、電線の修理工のような職業も、危険と背中合わせの仕事をしており、匠の精神があると言えると論じた。記事は匠の精神は日本だけでなく、中国のいろいろな分野の仕事で見ることができると言いたいようだ。

 しかし、記事に対するコメントを見ると、多くの人がこの記事の内容に反論している。中国の匠の精神には失望している人が非常に多く、「中国はお金のための匠の精神、日本は質の追求で自然に形成された匠の精神」と比較する人もいた。やはり中国のネットユーザーは、中国の匠の精神は認めることはできないが、日本の匠の精神には特別な尊敬の感情を抱いているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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