激化する米中貿易戦争、「中国は日本と同じ轍は踏まない」=中国メディア

激化する米中貿易戦争、「中国は日本と同じ轍は踏まない」=中国メディア

中国国内では今回の米中貿易戦争について「かつての日米貿易摩擦を彷彿とさせる」という声が聞かれるが、中国メディアは、「中国は日本と同じ轍は踏まない」と主張し、その根拠を論じる記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 米中貿易戦争の激化は日本を含め、世界経済にも大きな影響を与える問題だ。米国は中国に対し、関税の大幅な引き上げや通信分野の規制など立て続けに圧力を強めているが、中国は一歩も譲らない姿勢を見せている。

 中国国内では今回の米中貿易戦争について「かつての日米貿易摩擦を彷彿とさせる」という声が聞かれるが、中国メディアの今日頭条は7日、「中国は日本と同じ轍は踏まない」と主張し、その根拠を論じる記事を掲載した。

 記事は、米中関係については世界中が注目するところであり、一部では日米貿易摩擦を彷彿させるとする意見もあると紹介する一方、ロシアメディアが「中国は米国に飲み込まれることはない」と報じたことを紹介した。

 続けて、1980年代の日米関係を振り返り、「日本の経済力がピークに達した時、日本の自動車や電子機器などは世界で販売され、米国への輸出は輸入を上回っていた」と指摘。この勢いを見て世界は、近い将来に日本経済が米国を凌駕するのではという見方を持つようになったが、それを阻むかのように1985年に米国主導で「プラザ合意」が採択され、日本は一転して円高不況に陥り、バブルが崩壊して日本経済は低迷したと指摘した。

 記事は、「日本は米国の策略にはまり、経済力を削がれた」と主張する一方、「中国は日本と同じ轍は踏まない」と強調。「人民元は日本円と異なり、世界の金融体系に深く依存しないゆえに、他国による束縛も受けない」と主張したほか、「中国は国内に14憶人に迫る消費者を抱え、国内で健全な経済を営むことが可能だ」と主張し、米国が経済的な圧力を強めたとしても、中国は決して日本の二の舞にはならないと主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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