渦中のファーウェイの創業者が語る「製造業は日本から学ぶべき」=中国メディア

渦中のファーウェイの創業者が語る「製造業は日本から学ぶべき」=中国メディア

中国メディアは、ファーウェイの創業者・任正非氏へのインタビューを紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 最近、なにかと話題に上ることが多くなったファーウェイだが、ファーウェイは日本の製造業から大いに学んでいるという。中国メディアの捜狐は13日、「日本から製造業を学ぶべき」と題して、ファーウェイの創業者・任正非氏へのインタビューを紹介する記事を掲載した。

 このインタビューでは、任氏が日本や日本製品への思い、そして今後目指す日本企業との関係について、自身の思いを語っている。記事はまず、今後の方向性についての質問に、任氏が「消費者を中心にする」考え方で日本から学ぶべきだと答えたと紹介。

 日本企業は、消費者ファーストで商品を開発しているため「客が買わないわけにはいかなくさせている」と任氏は分析。日本企業の開発する製品は客の需要に合わせて「より短く、小さく、精緻で、薄い」ものを作っていると感心しており、顧客本位の考え方を日本から学んだおかげでファーウェイは「5G」を成功させることができたと論じた。

 さらに、日本の製品は家電を見てもわかるように、質が高く操作性に優れているとも称賛。誰にでもできる操作性が優れていて、ファーウェイの目標となっていると高く評価している。他にも、日本の管理方法からも学んでいるという。日本はドイツのように、まず生産してから検査するのではなく、「慎重に、すべての生産工程で検査」すると指摘している。

 今後の日本企業との関係はどう考えているのだろうか。記事によると、任氏は「日中韓の3カ国で共生していきたい」と語ったそうだ。日本の部品を大量に使用しているファーウェイは、引き続き日本製品を使う予定で、基礎研究が進み「部品の製造で世界最強」の日本企業とは共存関係でありたいと語った。一方の米国企業については、「顧客の利益を無視し、国中心」で、主張するバックドアの証拠も出せていないと手厳しく批判したとしている。 

 任氏は日本を高く評価しているようだが、米国が厳しくファーウェイを非難しているなかで、日本は米国と歩調を合わせており、日本と共存関係を築き続けていけるかどうかは難しいところだろう。今後、ファーウェイがどのような手を打ってくるのかが注目される。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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