日本のスーパーを視察して大きな発見、「陳列にも美学があった」=中国メディア

日本のスーパーを視察して大きな発見、「陳列にも美学があった」=中国メディア

中国メディアは、日本のスーパーを視察して感じたことを紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 ネットショップが普及しても、日本ではリアル店舗が盛況だ。これは、リアル店舗がネット通販によって大打撃を受けている中国とは大違いだ。日本のリアル店舗には、顧客を引き付けるどんな魅力があるのだろうか。中国メディアの今日頭条は25日、日本のスーパーを視察して感じたことを紹介する記事を掲載した。

 記事の中国人筆者はまず、企業が成功するのは「偶然ではない」と指摘。筆者が視察したという日本のスーパーには多くの工夫が見られ、まず「輸送の段階から違う」そうだ。野菜や果物などの生鮮食品には「呼吸と水分」が必要なため、葉物の野菜は立てて輸送すると紹介した。

 また、「陳列にも美学があった」と紹介。客が見やすい高さに、美しく見えるように工夫した照明の色や配列で商品を陳列している。一年を通じて販売の多いトマトとバナナは、広めにとった売り場でさまざまな大きさや種類、価格帯を取り揃え、バナナとシリアルを一緒に置くなど関連商品を隣に配置することで、客が調理をイメージしやすくなり、客単価も上がると伝えた。

 さらに「商品棚」にもこだわりがあると紹介。オートメーション化された棚もあり、ソフトドリンクやタバコなど、自動で商品を充てんする陳列棚があるという。筆者は、少子高齢化の日本ならではの発想だと感心している。

 筆者は、今回の日本への視察を振り返り、中国も日本の小売業から学ぶべきだと感じたそうだ。日本のスーパーでは、ネットショップに対抗するため生鮮食品に力を入れているようだが、筆者はジャガイモなどもこれからは日本のように1個ずつ売る時代になってきているのかもしれないと伝えている。中国では現在、野菜も肉も魚も計り売りなのが特徴だ。

 中国では、日本よりもネットショッピングが消費者の生活にすっかり浸透しており、生鮮食品は菜市場と呼ばれる朝市のほうが新鮮だ。スーパーなどの小売店は苦戦を強いられているが、日本の小売店を参考にしながら、リアル店舗にしかない魅力を模索する必要がありそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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