日本のマンションの「ベランダ」に驚愕、安全性への配慮は「常軌を逸したレベル」=中国

日本のマンションの「ベランダ」に驚愕、安全性への配慮は「常軌を逸したレベル」=中国

日本では1972年に起きた千日デパート火災で22人が飛び降りにより亡くなったが、こうした悲惨な出来事から教訓を得て、現在の日本のマンションやその他の建築物には様々な避難器具が設置されている。(イメージ写真提供:123RF)

 中国の応急管理部消防救援局によれば、2018年における中国全土での火災通報件数は23万7000件で、火事による死者数は1407人、負傷者数は798人だった。火から逃れようとして建物から飛び降りて死亡したり、重傷を負ってしまうのも火事の恐ろしさと言える。

 日本では1972年に起きた千日デパート火災で22人が飛び降りにより亡くなったが、こうした悲惨な出来事から教訓を得て、現在の日本のマンションやその他の建築物には様々な避難器具が設置されている。

 中国メディアの捜狐は25日、日本の建物に存在する避難器具に注目し、日本人が設計したベランダは火災時に人命を救うことができると絶賛し、その細心さは中国社会から見ると「常軌を逸したレベル」だと紹介している。

 記事は、ネットで「火災跳楼」のキーワードで検索すると、中国の火災時における無数の飛び降り事例が見つかると説明し、2018年に生じた4件の悲惨な事例を紹介したが、日本のマンションではベランダに「避難はしご」が設置されており、この避難器具を利用して下の階の他の人の部屋のベランダに移動できるため、火災時に飛び降りて亡くなる悲惨な事故を減らすのに役立っていると紹介した。

 また、日本では避難はしご以外に、隣戸とのベランダを隔てる薄い壁を破って避難する方法もあると紹介、これは「日本人が考え出したびっくりするような方法」だと表現する一方、この設計は隣の住人がモノを盗まない人であるという前提条件に基づくものであり、「中国の多くの人にとって絶対に受け入れられない設計」だとした。

 事実、中国で建築されているマンションのベランダには、部屋が何階にあるかにかかわらず金属製の柵が設けられており、外部からベランダに侵入できないように設計されている。また、避難ばしごがないケースが一般的で、火災が起きた場合の避難経路が日本ほど確保されていないという指摘もある。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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