日本が間もなく水素電池車を量産・・・われわれの方向性は間違っていた?=中国メディア

日本が間もなく水素電池車を量産・・・われわれの方向性は間違っていた?=中国メディア

中国メディアは、隣国の日本が「まるで飛ぶかのような速さ」で水素電池車の量産段階に入ろうとしているとし、液化水素をエネルギーとして、飲用可能レベルな水のみを排出するというトヨタの水素電池車MIRAIが間もなく量産を開始すると紹介した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・東方網は6月30日、日本で水素電池車の量産が間もなく始まろうとしていることについて「電気自動車EVの発展に力を注いでいるわれわれは道を誤ったのだろうか」とする記事を掲載した。

 記事は、EVがいいのか水素電池車がいいのかという議論が絶えない中で、隣国の日本が「まるで飛ぶかのような速さ」で水素電池車の量産段階に入ろうとしているとし、液化水素をエネルギーとして、飲用可能レベルな水のみを排出するというトヨタの水素電池車MIRAIが間もなく量産を開始すると紹介した。

 そして、水素電池車の開発は以前より進んでおり、複数の技術がその技術を持ってきたものの、中でもトヨタは先を進んでおり、2014年には最大航続距離500キロのMIRAIを日本国内で発売したと説明。そのころ中国ではまだ「EVをどうやって急発展させていくか」について悩んでいたとしている。

 そのうえで、日本企業が水素電池車の開発、生産で世界の先頭を行く状況には、行政による支援が大きく関係しているとし、その例として日本政府が水素・燃料電池戦略ロードマップを打ち出し、2025年までに水素電池車を20万台、30年には80万台にまで増やすことを想定していると紹介した。

 記事は、水素電池車への取り組みが急速に進んでいる日本に対し、EVを全力で発展させようとしている中国について「方向性が間違っているのだろうか」と疑問を提起した。そのうえで、両者のどちらがいいか悪いかについては現時点ではまだはっきり言えないとし、少なくとも現状ではEV生産が世界的に大きなトレンドになっていることは間違いないと説明。水素電池車はコストの問題を含めて技術的な課題がまだまだ多いと伝えている。

 その一方で、もし技術的なブレイクスルーが実現すれば、水素電池が新エネルギー車として持つ意味は間違いなく高まることになるとし、「恐ろしいのは、日本がすでに量産段階に入ろうとしているなかで、わが国がまだスタートライン付近にいることだ」と指摘した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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