日本だって努力したんだ! 上海市民はごみ分別で日本に学べ=中国メディア

日本だって努力したんだ! 上海市民はごみ分別で日本に学べ=中国メディア

上海で新たに施行されたごみ管理条例とは、生活ごみを「有害ごみ、回収ごみ、濡れごみ、乾いたごみ」という4つの区分に分別して捨てることが義務化されるものだ。分別自体に慣れていない上海市民からは困惑の声が飛び交ったという。(イメージ写真提供:123RF)

 7月1日から上海では生活ごみ管理条例が施行され、これまでで一番厳しいごみ分別がスタートした。中国メディアの今日頭条はこのほど、「日本は中国より人口密度が高い国である」ことを強調する一方、街中でごみの山は一切見られないことを伝え、日本のごみ分別と収集方法を称賛する記事を掲載した。

 上海で新たに施行されたごみ管理条例とは、生活ごみを「有害ごみ、回収ごみ、濡れごみ、乾いたごみ」という4つの区分に分別して捨てることが義務化されるものだ。これまでにない細かな条例とあって、施行に先だって、ごみの分別方法が公表されているが、分別自体に慣れていない上海市民からは困惑の声が飛び交ったという。

 また上海市民は、新条例によって「ごみはもはやごみではなくなったとされたが、ごみはごみに変わりはない」と感じており、ごみを分別回収してリサイクル利用するという概念が中国人にまだ浸透していないと訴えた。ごみの分別の必要性すら疑問視されているという。記事は、ごみの分別回収が実施されている日本に着目し、「世界で最も複雑で煩わしい分別ルールが施行されている日本だが、実は1990年代以前は可燃ごみ、不燃ごみの2種類だけしかなかった」と紹介。

 そして、現在に至るまで日本は何の努力もなくスムーズに複雑な分別ルールを習得したのではなく、「高度経済成長期に伴って生じた深刻な公害問題や、バブル経済の時期に増加したプラスチックごみの増加という問題を経て、厳格な分別ルールを制定し、実行し、定着させたのだ」と説明した。

 また現在では、日本で生活する外国人のためにも「中国語でごみ分別ルールをわかりやすく解説した冊子が配布されている」など、制度を厳格に実行するための努力が徹底的に行われており、それが日本でごみ分別が徹底されている要因となっていると主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)