日本がエボラウイルス輸入「科学研究のためか、それとも何か別の魂胆が?」=中国

日本がエボラウイルス輸入「科学研究のためか、それとも何か別の魂胆が?」=中国

中国メディアは、日本がエボラウイルスを輸入するのは「科学研究のためか、それとも何か別の魂胆があるのか」と題する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 五輪開催に向け、日本は検査体制の強化の一環としてエボラウイルスなど致死率の高い病原体を輸入することになったが、中国メディアの今日頭条は3日、日本がエボラウイルスを輸入するのは「科学研究のためか、それとも何か別の魂胆があるのか」と題する記事を掲載した。

 記事は、日本が危険な病原体を輸入し、研究するのは2020年の東京五輪に関連した旅行客の増加が予期されるなかで、病原体に起因する様々な突発的な状況に対応するためであるという日本政府の目的を紹介、「客観的に言えば今回の日本の措置には何の問題もない」と指摘。

 一方で、中国ネットユーザーたちには病原体の管理を心配する声の他に、731部隊を想起したという声もあり、こうした日本に対する疑いは歴史に基づくものであり、「根拠なしに疑っているのではない」と主張。さらに、エボラウイルスなどの病原体の恐ろしさはその致死性だけにあるのではなく、病原体を悪用する人間がいれば、その致死性をさらに深刻にすることにもあると論じた。

 こうした見方を示す記事が存在する一方、別の中国メディアが掲載した記事は今回の日本の措置を高く評価している。例えばわざわざ日本に輸入せずに現地で研究すれば良いという意見に対し、現地には安全に研究できる施設がないが日本には危険度の高い病原体を扱える、最高レベルのバイオセーフティーレベル4(BSLー4)の施設があると説明。

 さらに、病原体の研究には危険が伴うが研究を放棄すれば「人類全体の健康が危険にさらされることになる」と論じ、今回の日本の措置が世界の安全にとって非常に大きな意味を持つという見方を示している。

 2020年の東京五輪には世界各地から非常に多くの旅行客が訪日することを考えれば、病原体の持ち込みや拡散を防ぐためには今回の研究には大きな意義があると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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