日本留学の人気につけこむ仲介業者、信ぴょう性に欠ける情報が多数=中国メディア

日本留学の人気につけこむ仲介業者、信ぴょう性に欠ける情報が多数=中国メディア

中国メディアは、「日本の早稲田大学は中国人留学生に占領されたと言って良いほど、中国人学生で溢れている」という情報の真偽について伝える記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 日本への留学を考える中国人の若者は少なくないが、中国のネット上で得られる留学や日本の大学に関する情報のなかには信ぴょう性の薄いものも数多く存在しているようだ。中国メディアの今日頭条は7日、「日本の早稲田大学は中国人留学生に占領されたと言って良いほど、中国人学生で溢れている」という情報の真偽について伝える記事を掲載した。

 記事は、「中国国内で日本への留学を仲介斡旋する業者が、利益を上げるうえで有利に働く日本の情報をだけを伝えるなど、信頼性にかける業者は少なくない」と指摘。なかには、「日本へ留学することに憧れを抱く若者につけこんで、巨額の留学費用を払うよう勧めるために虚偽の情報を伝える業者もいる」と、中国の留学事情に見られる現状を嘆いた。

 たとえば、留学の斡旋業者のなかには、中国でも高い知名度を誇る早稲田大学の名を挙げ、「中国人学生で溢れていて、構内では中国語が至る所で聞かれる」という情報を流した者もいるという。それだけ多くの中国人が留学しているので安心ということを言いたかったのかもしれないが、これは明らかに嘘だと言える。

 記事は、将来に夢を抱き、日本への留学を検討する中国の若者達は正確な情報に基づいて将来の決定すべきだとし、早稲田大学の外国人学生比率は10.6%と全体の約1割程度であり、これは全ての外国人学生を含めた数字であると指摘。また、欧米の大学では15−20%の割合で外国人留学生がいることと比較すると、早稲田大学の外国人学生比率は逆に少ないとも言えると指摘し、中国の一部の留学斡旋業者が主張したという「日本の早稲田大学は中国人留学生に占領されたと言って良いほど、中国人学生で溢れている」との話は明らかにデタラメであることを強調した。

 このように、中国には日本留学の人気につけこもうとする仲介業者もいるゆえに、国外の大学への進学に当たって学生達はより慎重に情報を収集し、検討する必要があることを訴えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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