中国で好調な日系車、消費者は「日系車だけをひいきにしているのか」=中国メディア

中国で好調な日系車、消費者は「日系車だけをひいきにしているのか」=中国メディア

中国メディアは、中国自動車市場で好調な販売を記録している日系車について、「中国人消費者は日系車だけをひいきにしているのだろうか」と疑問を投げかけた。(イメージ写真提供:123RF)

 中国の自動車市場はここのところ減速傾向にあり、各メーカーの販売台数も低迷が続いている。米中貿易戦争の最中で厳しい状況にある中国自動車市場だが、市場全体の傾向と逆行して好調を維持しているのが「日系車」だ。

 中国メディアの今日頭条は11日、中国自動車市場で好調な販売を記録している日系車について、「中国人消費者は日系車だけをひいきにしているのだろうか」と疑問を投げかけ、中国の2019年上半期の販売状況を振り返って分析する記事を掲載した。

 記事は、「経済の全体としての勢いが失速するなかで、経済的で実用性のある日系車が人気を集める」というのは米国の金融危機の際にも見られた傾向であると指摘。中国でも19年上半期において自動車市場が低迷している状況と逆行して「ホンダ、トヨタ、日産の日系3社が前年比で販売台数を増やした」と主張した。

 なかでも一番好調なのはホンダであるとし、6月の販売台数は14万8300台で前年同月比37.4%増となり、19年上半期は74万5400台で前年同期比22.4%増と大幅な伸びを示したことを伝えた。続いて、トヨタの19年上半期の販売台数は69万1000台で、前年同期比12.6%増となり、ホンダの勢いには及ばないものの好調であることを指摘。最後に、日産の19年上半期の販売台数は53万2000台で同0.3%増と前年比プラスとなっているものの、他の日系2社と比較すると中国ではそこまでの勢いがないと指摘した。

 記事は、今後半年は日系3社の勢いは続くと予想する一方で「絶えず新しいものを求める中国人の支持を獲得するには新型車の販売や、中国が推し進めるクリーンエネルギーへの変換に対応していけるかが鍵となってくると予想した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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