日本の選挙期間に見られる独特の光景、住民の支持は得られず=中国メディア

日本の選挙期間に見られる独特の光景、住民の支持は得られず=中国メディア

中国メディアは、日本で参院選の投票日が21日に迫り、各党の候補者による街頭での選挙活動がさらに活発になっており、日本各地のいたるところで選挙カーを見かけ、拡声器を通じて候補者や政党への投票を呼び掛ける声がこだましていると紹介した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・東方網は15日、日本の参議院議員選挙に向けた選挙運動が熱を帯びる中で、市民からは苦情や不満の声が噴出していると報じた。

 記事は、参院選の投票日が21日に迫り、各党の候補者による街頭での選挙活動がさらに活発になっており、日本各地のいたるところで選挙カーを見かけ、拡声器を通じて候補者や政党への投票を呼び掛ける声がこだましていると紹介した。

 そのうえで、まず中国では見られないであろう日本の選挙期間中ならではの選挙カーによる活動について、日本のメディアからは「違法行為に当たる可能性がある」との指摘が出たと伝えている。

 そして、日本の公職選挙法では停止した車両上での演説実施や、走行中の車上における「連呼行為」を除き、車両上での選挙活動を禁止していること、学校や幼稚園、医療機関の周辺では可能な限り静かな環境を保たなければならないことが規定されているとした。

 また、一部の候補者は例外を除く「車上での選挙活動」を実施したり、住宅街で大音量の声を出したりといった違法行為や迷惑行為を繰り返しているほか、走行中の車両内から窓を開けて手を出して有権者に向けて手を振ったり、さらにはシートベルトを締めていなかったりといった危険な行為も見られると伝えた。

 そして、日本のメディアからは、公職選挙法では選挙運動中のシートベルト着用が免除されているものの、事故につながりかねない行為はやはり褒められたものではないとの意見が出ていることを紹介した。

 さらに、日本のネット上でも「選挙運動では大騒ぎするのに、当選したら誰も感謝しに来ない」、「静かな環境まで行かなくても、票集めの大音量をやめてくれるだけで御の字だ」、「夜の仕事で昼間は寝ているから、選挙カーはうるさすぎる」、「名前だけ大声で叫ぶばかりで、候補者の政権がさっぱりわからない」などの不満の声が飛び出したと伝えている。

 ちょっとした大きな音でも住民トラブルになりかねない昨今、大音量で住宅街を回る従来型の選挙活動はすでに時代遅れのものになりつつあるようだ。ネットをはじめとするさまざまな情報発信やアピールの場がある今、有権者の心をつかむには従来とは異なる工夫や戦略が必要なのかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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